マイクロソフトは同社初のクラムシェル型ノートPC「Microsoft Surface Laptop」を5月26日に発表、7月20日に発売した。

マイクロソフトが初めて世に送り出したパソコン「Microsoft Surface」シリーズは、2in1 PCのリファレンスモデルとして確固たる地位を築いている。そんななか、ついに登場したクラムシェル型のSurface Laptopは、最廉価モデルで136,944円(税込)とやや割高だが、バランスのいいスペックが魅力のモデルだ。

今回マイクロソフトからSurface Laptopの製品版を借用した。気になる使い勝手、パフォーマンスの検証などを中心にレビューしていこう。

マイクロソフト「Microsoft Surface Laptop」税込直販価格136,944円~

同梱品一覧。本体、ACアダプター、電源ケーブル、クイックスタートガイド、安全性と保証に関するドキュメント、PCリサイクルについて、保証書、Office Home & Business 2016 プロダクトキーなどが同梱

借用機の「Surface Laptop Model 1769」には「Intel Core i5-7200U(2.50/3.10GHz)」が搭載されていた

■試用機の主な仕様   [製品名] Surface Laptop Model 1769   [CPU] Intel Core i5-7200U(2.50/3.10GHz)   [メモリ] 8GB(LPDDR3-1866 SDRAM)   [グラフィックス] Intel HD Graphics 620 (CPU内蔵)   [ストレージ] 256GB SSD(PCIe NVMe)   [光学ドライブ] なし   [ディスプレイ] 13.5型PixelSenseディスプレイ(2,256×1,504ドット、201ppi、3:2、グレア、10点マルチタッチ、Surfaceペン対応、Corning Gorilla Glass 3)   [OS] Windows 10 S(※2017年12月31日まで無料でWindows 10 Proにアップグレード可能)   [インタフェース] USB 3.0 Type-A×1、Mini DisplayPort、3.5mmヘッドセットジャック、Surface Connect   [サイズ/重量] W308.1×D223.27×H14.48mm/約1,252g   [税込直販価格] 158,544円  

ラインナップは4モデル、今買えるのは2モデルのみ

Surface Laptopのラインナップは「Surface Pro」シリーズよりも少ない。システム構成として用意されているのは下記の4モデルだ。

  • Core i5/メモリ4GB/ストレージ128GB 税込直販価格136,944円
  • Core i5/メモリ8GB/ストレージ256GB 税込直販価格158,544円
  • Core i7/メモリ8GB/ストレージ256GB 発売日/価格未定
  • Core i7/メモリ16GB/ストレージ512GB 発売日/価格未定

現時点(8月23日)では、Core i7搭載モデルの発売日と価格は発表されていない。また、現在販売されているモデルのカラーは「プラチナ」のみ。Core i5/メモリ8GB/ストレージ256GBの構成に「バーガンディ」、「コバルト ブルー」、「グラファイト ゴールド」の3色が追加される予定だが、こちらも発売日と価格は未定だ。というわけで現時点において入手可能なのは、Core i5搭載・プラチナカラーの2モデルのみとなる。

左からコバルトブルー、プラチナ、バーガンディ

グラファイトゴールド(※製品公式サイトから転載)