Surface Laptopは純粋なクラムシェル型ノートPCだが、10点マルチタッチ機能に対応している。文教市場には、ディスプレイに触れることが当たり前のスマホネイティブ世代が多いのだから、タッチパネルディスプレイの搭載は当然の決定だ。

なお、Surface LaptopはSurfaceペンも利用できるが、正直あまり使いやすいとは思わなかった。Surface Proシリーズはキックスタンドが支えているので、Surfaceペンで書き込んでも画面が前後に揺れることはほとんどない。しかしSurface Laptopではかなり軽めの筆圧でも、常時5mm程度ディスプレイが前後に揺れてしまう。Webページへの書き込み用途ぐらいなら便利に使えるが、イラストを描いたり、書類にたくさんの注釈を入れるのにはストレスが大きいと感じた。

写真を適切なサイズに拡大する際などに10点マルチタッチ対応のタッチパネルは重宝する

Surfaceペンでイラストを描くと、軽い筆圧でもディスプレイが前後に揺れる

ロータリースイッチ型デバイス「Surface Dial」も利用可能だ。しかし、置いた場所の周囲にメニューを表示させる「ダイヤルオンスクリーン」機能は使用できない