WEBメディア運営を手掛けるGogashaは、格安SIMの通信速度をリアルタイムに比較するWebサービス「SIMW」の開発プロジェクトを公表し、クラウドファンディングサイトにて6月15日より呼びかけを開始した。本サービスでは、MVNO事業者の通信速度をグラフ化して表示し、比較することができる。目標金額は78万円で、7月6日まで募集を受け付け中。

総務省は大手携帯キャリア3社に加え、MVNOに対しても通信速度の計測と開示を求めている。しかし開示されているデータは、表現が分かりづらいもの、事業者にとって有益なデータであるものであることも考えられ、ユーザーが実際の通信速度を知ることは難しいのが現状だ。そこで、Gogashaは格安SIMモバイルを検討するユーザーが最適なサービス選択をできるよう、「SIMW」の開発に取り組み、将来的には全国の通信速度の可視化を目指す。

通信速度をグラフ化

同社はさらに今後の展開として、全国誰でも通信速度を計測・共有できるスピードテストアプリの配布も視野に入れているという。