製品のスペックはAV機らしく、高性能のCPUと大容量のメモリ、ストレージで構成されている。
第5世代Core i7-5557U(3.1GHz)に8GBメモリ、そして4TBのSATA HDDを搭載し、テレビ録画や動画編集(この夏モデルでは4K動画再生/編集ソフトもプリインストールされている)を存分に楽しめる内容だ。また本体背面のパネルを外すとメモリスロットにアクセスでき、空きスロットを利用してメモリを拡張することも可能だ。
Windowsエクスペリエンス インデックスの数値は以下の通りだ。プロセッサとメモリが高いが、グラフィック関連はやや低い。プロセッサ内蔵グラフィックを利用しているためだろう。
「PCMark 8」で日常的な処理作業をテストする「Home conventional 3.0」は2516だった。CPUが強化されたことで、春モデルより性能が若干アップしているのが分かる(春モデルのベンチマーク結果については、「まだまだ"テレパソ"健在、NECの新一体型「LaVie Desk All-in-one」 - 8mm超狭額液晶やデジタル3波チューナー×4基を搭載」を参照)。
「CINEBENCH R15」でCPUの性能を計測すると、2コアなので4コアに劣る結果になる。しかし4スレッド動作が可能なハイパースレッディング(HT)に対応しているので、日常使用で気になる問題はないと言えるだろう。
またゲームの性能を計測するベンチマークとして「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」も実行したところ、1,280×720ドットの「高品質(ノートPC)」で「やや快適」という結果になった。3Dゲームも楽しみたいと考えている人も問題ないだろう。