DA970/BABの外観は、PCというよりテレビに近い。幅わずか約8mmという狭額縁は、映像を見るときの没入感を高めるためのもの。音質面でも2.1chステレオスピーカーを採用し、6Wのサブウーファを内蔵するなど、臨場感のある映像とサウンドの再現にこだわっている。

台座部の奥行きが約25cmとコンパクトなのもうれしい。スイベルやチルトが可能な上、キーボードを収めるためのスペースが確保されており整理しやすい。

液晶は1,980×1,080ドットのフルHDに対応。広視野角のIPS方式を採用している。液晶はタッチパネルではないが、代わりにリモコン(後述)の裏側を指でなぞることでカーソル操作できるタッチパッドリモコンを同梱。ディスプレイの脇には明るさを調節できるダイアルが用意されており、消灯もワンタッチで行える。

23.8型の液晶ディスプレイが一体型になったスリムPC。台座の下にはキーボードを収めるための空間が用意されている

右側面には光学ドライブには最大100GBのBDXL対応ブルーレイディスクドライブを用意している

明るさ調節つまみ/画面消灯ボタン、2つのUSB3.0コネクタ、SDメモリカードスロット、ヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子などを搭載

2015年夏モデルよりブランド名が「LaVie」から大文字のみの「LAVIE」に変更された

YAMAHAの2.1chステレオスピーカーを採用。3W＋3Wに低音再生のためのウーファ(6W)を内蔵している

また、ディスプレイ上部には、奥行きを認識する「RealSence 3Dカメラ」を搭載。Webカメラとして使えるほか、カメラの前でジェスチャをすることで、さまざまな操作を行えるという機能を持っている。DA970/BABには、この3Dカメラを体験するためのアプリも3つ(「Welcome to Intel RealSense 3D Camera」や「Intel RealSense Warrior Wave 」、「Personify」)用意されている。なおカメラを使わないときは、ディスプレイの背面にたたんで収納できるため、映像を見るときに邪魔に感じることはない。

収納可能なWebカメラ。使わないときは倒して目立たないように収納できる