NECは2015年の春モデルから、15.6型スタンダードノートPCの名称を「LaVie Standard Note」に一本化した。2014年秋冬モデルまではハイエンド「LaVie L」、ミドルレンジ「LaVie S」、エントリー「LaVie E」とアルファベットで分類されていたが、今後はモデル名「NS」に続く3桁の数字で区別することになる。

■「LaVie Standard Note」の分類
グレード 2015年春モデル 旧シリーズ名 旧型名
ハイエンド NS850 LaVie L LL850
NS750 LL750
ミドルレンジ NS700 LaVie S LS700
NS550 LS550
NS350 LS350
NS150 LS150
エントリー NS100 LaVie E LE150

今回取り上げる「LaVie Standard Note NS850」(以下、NS850)は、シリーズ中もっとも性能に優れたフラグシップモデルだ。注目したい特徴としては以下の3点が挙げられる。

・LaVieシリーズでは初となる4Kディスプレイ採用
・CPUにBroadwell世代のIntel Core i7-5500U(2.4GHz)搭載
・RealSense 3Dカメラ搭載

外観的な特徴や使い勝手なども交えながら、上記の3点を中心に紹介しよう。

NECの15.6型スタンダードノートPC「LaVie Standard Note NS850」

■主な仕様 [CPU] Intel Core i7-5500U(2.4GHz) [メモリ] PC3L-12800 8GB(4GB×2) [グラフィックス] Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵) [ストレージ] 1TB SATA ハイブリッドHDD [光学ドライブ] ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応) [ディスプレイ] 15.6型ワイドIPS液晶(3,840×2,160ドット、タッチパネル) [本体サイズ/重量] W382×D270×H29.6mm/約2.9kg [バッテリ駆動時間] 最大約3.9時間 [OS] Windows 8.1 64bit [店頭予想価格] 229,800円前後(税別)