BioShock Infinite(グラフ196~210)

Irrational Games
http://www.bioshockinfinite.com/ja/home

ということで次はBioShock。まずグラフ196~198が4シナリオ全体を通しての平均/最大/最小フレームレートである。これまでとは逆に、RichlandがHaswellを大きく上回る数字になっているのが興味深い。最大フレームレートは大体どれも同じだが、最小フレームレートでは明確に性能差がでている様に思う。

もう少し個別に見てみよう。まずWelcome Center(グラフ199~201)。特に最大フレームレートは殆どOverallと同じだが、実際データを見るとこのWelcome Centerが一番フレームレートが高いため、これがそのまま全体の最大フレームレートになっている形だ。ただ平均フレームレートが一番高いのはむしろ後に出てくるTown Centerなので、フレームレートがばらつきやすい、ということかもしれない。最小フレームレートは2番目にキツイテストで、それもあって全体に低めの結果である。

次がTownCenter(グラフ202~204)。最大フレームレートがなんだか愉快な事になっているが、これはむしろ1280×720pixelの時に何かフレームスキップでもあってたまたま高い数字が出てしまった様な気がする。それを除けばあとはおおむねセオリー通りというか、Richlandは辛うじて実用範囲かもしれないが、Haswellでは1280×720pixelでもちょっと無理という感じだ。Kaveriは、2560×1440pixelを除けばこのままの設定でプレイできるレベルである。

次がRaffle(グラフ205~207)で、こちらも全体的な傾向は同じ。最大/最小フレームレートも妥当な範囲に落ち着いている。

最後がMounment Island(グラフ208~210)で、またもや最大フレームレートでちょっとHaswellの結果が暴れているが、それを除けばおおむねこれまでと同じ傾向である。とにかくHaswellはBioShock Infiniteに向かない、という事かもしれないが、Kaveriとの差もさることながらRichlandの健闘ぶりがちょっと意外な結果となった。