展示パソコンが10台。モンスターハンターワイルズ動作確認済PCがズラリ
インテルは2025年6月21日、LIFORK 秋葉原IIにて「インテル PC Gaming with 『モンスターハンターワイルズ』」イベントを開催しました。これは6月20日から行われている「最新のインテル Core プロセッサー搭載PCと一狩り行こうぜ!キャンペーン」のスタートを記念したイベントです。
イベントは二部制のセッション、モンスターハンターワイルズ動作確認PC 10製品の展示と2台の試遊台。セッション参加のマザーボード展示とプレゼントキャンペーンの交換スペースとなっていました。
日本のゲーミングパソコン市場はグローバルとはかなり事情が異なっており、世界ナンバーワンメーカーのシェアが日本でも1位……というわけではありません。その理由の一つにはBTOメーカーの大きな存在感があります。中でもゲームパブリッシャーのお墨付きモデルの展開はとても支持されており、海外有力ブランドのゲームパソコンのよりも売れているのでシェアが異なる、というのが実情のようだとか。今回のイベントでは10ブランドがズラリと並んでいました。
プレゼントキャンペーンは対象製品を購入するか、9店舗の協賛店舗に置かれたQRコードを読み取るデジタルスタンプラリーで、4店舗回れば一回、9店舗すべてで2回抽選ができます。
第一部はテクニカルセッションが設定され、インテル株式会社 IA技術本部部長の太田仁彦氏とマザーボードベンダー4社がプレゼンを実施。太田氏は「CPUを作って何十年も経つが、まだ性能を向上させる余地がある」とたゆまぬ技術開発でCPUの性能を引き上げ続けていることについて言及。GigaByte、MSIとASUSはマザーボードの紹介、ASRockはIntel 200S boostについて紹介していました。
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インテル株式会社 IA技術本部部長の太田仁彦氏
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Arrow Lake-Sの特徴をまとめた図。「CPUを作り続けて長いが、まだ伸びしろがある」という言葉が印象的でした
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今回は競合製品とのスペック比較も出してきました
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4月に発表されたIntel 200S Boostも紹介しました。KナンバーのCPU、対応BIOSの入ったZ890マザーボードとXMPプロファイルの入ったメモリの組み合わせでの保障の切れないOCです
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どこを引き上げるかという図。チップレット構成を採用しているので、ダイ間の速度を上げるというのがポイントの一つです
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Intel 200S Boostを使っても三年間の限定保証はそのまま。質の高いパーツを組み合わせて高い性能を引き出すことができます
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GIGABYTEの川村直裕氏
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Z890 AORUS PRO ICEの紹介をしました
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MSIの豊田実幸氏
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PRO Z890-S WIFI PZの紹介をしました
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ASUSの市川彰吾氏
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ワークステーション用のPro WS Z890-ACE SEを紹介
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ASRockの原口有司氏
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Intel 200S Boostはゲームで効果があることを紹介
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対応BIOSのマザーボードにXMPメモリをさして、BIOSからIntel 200S boostを選択するだけ
RaMu氏と、インテル大野社長がモンハンワイルズをプレイ
第二部はタレントのRaMu氏を招いてのゲームセッションでした。プレイ内容は『モンハンワイルズ』でのチャタカブラの討伐イベントです。予定では太田氏との協力プレイのはずでしたが、実際に登場したのはまさかの代表取締役社長 大野誠氏。
大野社長のモンハン歴は以前ちらっと遊んでいた程度ということで、まずRaMu氏がレクチャーを実施しました。RaMu氏自身が「脳筋」と言っていたこともあり、「つべこべ言わずに殴る」という元も子もないアドバイス。モーションの大きな太刀を使っていたこともあり、空振りも目立っていました。
その後、今度はインテル太田氏を指名。小回りの利く双剣を選択したところ間合いがつかめず、空を切る状況でしたが、途中からコツをつかんだのか派手なモーションの剣技を見る事ができました。
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という事で太田氏に指名。プレイ中に「こことここを一緒に押す」とレクチャーした
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接待プレイ(?)でも真剣なまなざしのRaMu氏
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レクチャーのかいもあり、必殺技も出せるようになりました
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討伐タイムは9分弱でした
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サプライズもありながら第二部も終了
今回、大野氏は自作PCを披露。インテルCPU・GPUで固められたマシンはなかなかの出来栄えです。インテル社長による自作パソコンといえば2013年に退職された吉田和正氏がCore 2 Duo時代から第三世代 Coreプロセッサまで数台組み上げていたこともあり、憶えていた人にとっては伝統芸のように感じることもあるかもしれません。久々のインテル社長自作パソコンでしたが、次があるのか気になるところです。