Battlefield 4(グラフ57~59)
Electronic Arts Inc.
http://www.battlefield.com/battlefield-4
さて、次はBattlefield 4であるが、こちらもベンチマーク手順は似たようなものである。まず画面設定であるが、ビデオのクオリティを「中」に設定、あとは画面解像度を1,280×720/1,600×900/1,920×1,080/2,560×1,440に切り替える以外はデフォルトのままである(Photo26)。
ベンチマークであるが、PLAY CAMPAIGNを選んで1つ目のシナリオ(BAKU)を実行する。最初に水中に沈んでゆく車から脱出するシーンのあと、廃墟となった学校にやってくるので(Photo27)、ここから廊下に出る→廊下の突き当たりまで移動→階段を上がる→2階の廊下の突き当たって左の部屋に入る、を経て2人の仲間と合流する(Photo28)。ここが最初のチェックポイントである。
次にそのまま窓から路上の敵を倒し、チームの指揮官(アイリッシュ)を救出する(Photo29)。ここが2つ目のチェックポイントとなる。
さて、ベンチマークはここからだ。再び校内の廊下を移動し(Photo30)、中庭が見える箇所に移動する(Photo31)。この状態で待ち構えていると目の前のドアから敵が3人出てくるので、これを倒してから1階に移動する(Photo32)。
このPhoto30~Photo32の間がおおむね30秒程度であり、ここのフレームレートについてFLAPSを使って測定した。時間はやや短めだが、派手な戦闘シーンがあり、その割に高いところからのつるべ撃ちで比較的安定してシューティングができるので再現性が高いと判断した。
ということで結果がグラフ57~59である。Battlefield 3に比べると若干フレームレートが低めではあるが、おおむね同程度の傾向であり、KaveriだとFull HDでも普通にプレイが可能だった。
またこちらではRichlandも2,560×1,440pixelの測定ができているが、これはBattlefield 3に比べると動きが少ない(廊下の移動と待ち伏せ攻撃だけで、ひたすら撃ってれば何とか終わる)から辛うじて実現できたのであって、普通にプレイ可能か否か、といえば全然無理だった。
このBattlefield 4がMantleを利用する事で、Kaveriでどの程度性能が改善するかは非常に興味あるが、まぁそれはMantle対応のDLLが提供されるようになってからあらためて確認したいと思う。