代表取締役の南和繁氏は「Evernoteは100年続く会社を作りたいと言っていますが、自分もそう考えています。100年後に定番となる製品を作りたい」と述べ、Evernoteとの協業に意欲を示した。

また、Evernoteユーザーにはおなじみとなっているスキャナ「ScanSnap」にも、Evernoteバージョンが登場する。Evernoteカラーをデザインに取り入れた他、機能面ではスキャンした紙を自動的に認識して、写真、名刺、レシート、ドキュメントなどを判別、最適なノートブックに入れるといった機能が搭載される。PFU代表取締役社長の長谷川清氏は、「今回の共同開発では、機能をたくさんつけるのが良いことなのではなく、お客様がしたいことをシンプルに実現するのが良いことなのだと学びました」とコメントしている。

PFU長谷川清代表

新たにEvernoteとコラボレーションするScanSnap

これらの関連製品は、Evernoteが新たにオープンさせた「Evernote Market」内で閲覧・購入することができる。マーケットでは、Evernoteと連携する製品だけでなく、Tシャツや靴下なども販売されている。

Evernote Tシャツ

デジタルとアナログの融合が何を生み出すのか

デジタルの世界からアナログの世界へ――。Evernoteの新たな挑戦が始まった。

(記事提供: AndroWire編集部)