Appleアカウントを取得した全員に5GBのオンラインストレージが与えられますが、写真やビデオを保存し始めるとすぐ手狭に。そんなユーザにとってありがたい存在が「iCloud+(アイクラウド・プラス)」、50GB追加で150円/月という手ごろな料金からスタートできます。
iCloud+には、プライバシー保護機能の増強というプラスαも用意されています。Safari利用時に誰がどのWEBサイトにアクセスしたかわかりにくくする「iCloudプライベートリレー」、ネット通販など用途ごとにランダムなメールアドレスを作成する「メールを非公開」などは、ストレージ追加以上の価値があるかもしれません。
2026年6月現在、iCloud+にAI/Apple Intelligence関連でのメリットは特にありませんが、6月9日に開催されたWWDC 2026では新たな可能性が示されました。iOS 27以降、現在提供されているオンラインストレージとプライバシー保護機能にくわえ、AI関連機能のメリットが用意される見込みなのです。
iOS 27のApple Intelligenceは、外部モデルにGoogleが開発を進める「Gemini」を採用します。イメージング処理など、外部モデルに大きな負荷をかける需要の増大が予想されますが、それに伴い増えるコストをユーザに求めるのは自然な流れ、となればiCloud+に追加プランを設けて...という発想なのでしょう。
実際、WWDC後に公開されたAI関連の開発者向け文書「Adding server-side intelligence with Private Cloud Compute」の中には、意訳すると「より多く利用したい場合は、iCloud+に加入することで利用可能回数を増やせます」という記述があります。「iCloud+に加入することで利用枠を増やせます」という記述もありますから、iCloud+にAI関連機能の利用枠を持たせることは確実な情勢です。
現在のところ、回数や料金プランなど具体的な情報はありませんが、これだけ生成AIが身近な存在になったいま、今後大きな話題になりそうです。
