3DMark v1.0(グラフ10~31)

FutureMark
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同様に3DMark。この3DMark、現在はv1.1.0がリリースされているが、今回は過去のデータとの互換性を優先して、古いバージョンのままでテストを行った。

結果を見ると面白いのは、Ice StormではGeForce GTX 780のスコアがGeForce GTX TITANを上回っていること(グラフ10)。ただCloud Gate~Fire Strike(グラフ11~13)ではこうした事態は見られない。

ではなぜか? ということでもう少し細かく見る。Detail(グラフ14)を見ると、Graphics Test 1/2ともにGeForce GTX 780がGeForce GTX TITANを上回っている。

で、実際にフレームレート(グラフ15と16)を見ると、こちらも明確である。特にGraphics Test 1では明確にフレームレートが異なっているのが分かる。Graphics Test 2では16秒以降はGeForce GTX TITANが盛り返してきているが、それ以前では明確にGeForce GTX 780が上である。

ただこうした傾向はIce Stormのみで、Cloud Gate以降(グラフ18~31)を見ると、ほぼGeForce GTX TITANよりやや下、といった傾向になっている。

もちろん細かく見ると、グラフの山の位置や傾向が微妙に異なる(グラフ20・25・30)点はあるが、大きな差というほどでもない。

理由として考えられそうなのは、描画負荷が軽い場合のCPU側のオーバーヘッドかもしれない。Ice Stormの場合、なにしろフレームレートが1000fpsを超えるから、ボトルネックはGPUというよりもむしろCPU側になる。

なので有効CUDAコア数を削減したことにより、CPUからの描画命令のオーバーヘッドが減った結果として、トータルとして有効に描画命令を出せるようになったのでは? という気がする。ただこれはあくまでも仮説の範囲であり、もう少し結果を見てみないと断言はできない。

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