ベンチマークで性能チェック

ではベンチマークで性能面をチェックしてみよう。本機の構成はCPUに「Core i5-3537U」、メモリは8GB、ストレージは1TBのHDDに24GBのSSDによるハイブリッドストレージ(詳細は次ページ)。グラフィックスはCore i5内蔵の「Intel HD Graphics 4000」なので、グラフィックス系の評価が低めというのは容易に予想できる。エクスペリエンス・インデックスの数値もそれを裏付けるものだった。

Windows エクスペリエンス インデックスの結果

総合ベンチマーク「PCMark7」も実行してみた。同じソニー製である「VAIO Duo 11のベンチマーク結果と比較するとT15の“味付け”がわかるはずだ。

■PCMark 7
PCMark score 4349
Lightweight score 2377
Productivity score 1841
Creativity score 7896
Entertainment score 3250
Computation score 17615
System storage score 3617

Computation scoreの高さからCPUはそこそこ速いが、Entertainment scoreからCPU内蔵グラフィックスの弱さが見てとれる。しかし動画再生にはまったく問題ないため、3Dゲームを楽しみたいという人以外なら不満なく使えるだろう。メモリも8GBと多めなので、ブラウザのタブを多量に開いても十分余裕がある。

PCMark 7結果画面

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