デル、ゲーミングPC「ALIENWARE」に「GeForce GTX 660」搭載モデル

デルは17日、同社のゲーミングPCブランド「ALIENWARE」の新製品として、デスクトップPC「ALIENWARE X51」と「ALIENWARE Aurora」の2機種に「NVIDIA GeForce GTX 660」を搭載したモデルを発売した。価格は「ALIENWARE X51」が104,980円から。「ALIENWARE Aurora」が159,980円から。

「NVIDIA GeForce GTX 660」は、NVIDIAからまだ発表されていないGPU(2012年8月17日時点)。「ALIENWARE」の製品サイトではビデオメモリ1.5GBを搭載していることが伺える。

「ALIENWARE X51」

本体サイズがW95×D318×H343mmと、ゲーミングPCとしては省スペースを実現したモデル。「NVIDIA GeForce GTX 660」を搭載する新モデルは、CPUに第3世代のIntel Core i5プロセッサを搭載した「プレミアム」と第3世代Intel Core i7プロセッサを搭載した「プラチナ」の2種類を展開する。

「プレミアム」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3450(3.10GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 660(1.5GB)、メモリが1,600MHz DDR3 SDRAM 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。

「プラチナ」の場合は、CPUにIntel Core i7-3770(3.40GHz)を搭載する。ほかは「プレミアム」とほぼ共通。

主なインタフェースは、USB 2.0×6、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet対応有線LAN、HDMI出力×1、マイク入力×1、ヘッドホン/スピーカ出力×1、光デジタル出力(TOSLINK)×1、光デジタル出力(同軸)×1など。

本体サイズはW95×D318×H343mm。重量は5.49kg。

「ALIENWARE Aurora」

「ALIENWARE Aurora」はゲーム向けデスクトップPCのフラグシップモデル。水冷システムを搭載し、ハイスペックでも長時間安定した稼働環境を実現する。また、875Wの大容量電源でシステムの拡張にも余裕を持たせている。

通常のシャーシを採用したモデルと、シャーシ内部のメンテナンスが容易な独自開発の「ALX」シャーシを採用した上位モデルを選択可能。どちらも「スタンダード」モデルが「NVIDIA GeForce GTX 660」を標準搭載する。また、スタンダードモデル以外でもBTOによる選択が可能。

通常シャーシのスタンダードモデルの主な仕様は、Intel Core i7-3820(3.60GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 660(1.5GB)、メモリが1,600MHz DDR3 SDRAM 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。

ALXのスタンダードモデルの主な仕様は、Intel Core i7-3930K(3.20GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 660(1.5GB)、メモリが1,600MHz DDR3 SDRAM 8GB、ストレージが500GB SATA SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSが Windows 7 Home Premium SP1 64bit版。

主なインタフェースは、USB 2.0×6、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet対応有線LAN、HDMI出力×1、マイク入力×1、ヘッドホン/スピーカ出力×1、光デジタル出力(TOSLINK)×1、光デジタル出力(同軸)×1など。

本体サイズはW250×D645×H426mm。重量は20.41kg。