OpenOffice.org 3.2.0登場 - 累計ダウンロードは3億!

2月11日(米国時間)、統合オフィスアプリケーションの最新版となる「OpenOffice.org 3.2.0」が公開された。同プロダクトはOSSのもと無償で公開されており、ダウンロードサーバからのダウンロード総数は3億ダウンロードを超えたと報告されている。バイナリパッケージはWindows版、Linux版(32ビット/64ビット)、Mac OS X版(Intel/PPC)、Solaris (x86/SPARC)版が提供されている(ダウンロードサイトはこちら)。

OpenOffice.org 3.2.0における注目点は次のとおり。

  • 起動速度の改善。特にコールドスタートで効果あり
  • ODF1.2/OASIS ODFF/OpenFormula仕様互換性の向上や修繕機能の実現
  • Microsoft Officeなどの商用プロダクトフォーマットとの互換性の向上
  • PostScriptベースOpenTypeフォントのサポート
  • Calcにおける各種新機能追加と機能改善

OpenOffice.org 3.2.0は改善やバグ修正を目的とした色が強く、目立った新機能や変更点はない。しかし、細かい点が改善されており扱いやすさが向上している。ここではOpenOffice.org 3.2.0で改善された機能のいくつかを紹介する。

OpenOffice.org 3.2.0の起動画面

起動時間の高速化

OpenOffice.org 3.2.0でもっともうれしい改善が起動時間の高速化だ。3系に入ってからバージョンアップするごとに高速化が実現されている。効果はOSや環境によって変化すると説明されているが、Performance/Report/Performance Report for Startup - OpenOffice.org Wikiに掲載されているデータによれば、とくにコールドスタートで着実な改善が実施されていることを確認できる。

OpenOffice.org 3.2.0の起動時間比較。左からWriter、Calc、Draw (Performance/Report/Performance Report for Startupのデータをグラフ化)