最後にWindows上での様子を。Windows 7では総合レーティングは5.9と表示されるが(Photo49)、これはHDDが足を引っ張っているからで、これについては後でもう少し細かく紹介する。CPU-Zの結果(Photo50,51)はほぼスペック通り。メモリコントローラも、ちゃんとDDR3-1333として動作していた(Photo52)。

Photo49: 一応SATA IIのRAID 0なのだが。SSD×4のRAID 0とかRAMDISKでも持ってこない限り7.9は望めないのかもしれない。

Photo50: このあたりはほぼスペック通り。この時点では4bin upの26倍動作となっている。

Photo51: これはNehalemと同様。

Photo52: DDR3-1333として動作していることが判る。Notrh Bridgeは2.4GHz駆動。

また気になるのはDual GPU。NVIDIAがIntelにSLIのライセンスを供与した事もあり、DP55KGでもSLIが利用可能になっている筈である。CrossFireXは以前から利用可能だから、つまり両者のDual GPUが利用可能になった訳だ。実際試してみたところ、CrossFireX(Photo53)とSLI(Photo54,55)の両方が利用可能だった。

Photo53: これはATI Radeon HD 4800×2の構成

Photo54:こちらはNVIDIA GeForce GTX 280×2の構成。Display Adapterに2枚見えているのが判る。

Photo55: SLIも無事有効になった。以前のDX58SOだと、Photo54は可能でもPhoto55が不可能だったから、これは大きな進歩である。