PALの起動

それでは、PALを起動してみましょう。スタートメニューのPALをクリックすると、次のウェルカム画面が表示されます。

最初の画面(Welcomeタブ)

「Next」ボタンをクリックすると、右のタブに進んでいきます。

ログファイルの選択

Counter Logタブでは、解析したいログファイルを指定します(ファイル名に日本語が含まれていると実行時エラーが発生します)。このウィンドウ下部では解析対象とする日時を指定することができます。

ログファイルの選択(Counter Logタブ)

Thresholdファイルの指定

Threshold Fileタブでは、18種類あるTredsholdファイルの中から1つを選択します。Tredsholdファイルにはチェックルールが定義されています。

Tredsholdファイルの選択(Threshold Fileタブ)

ここでは一般的なシステム状況をチェックする「System Overview」を選びます。また、左下にある[Question Variable Name]の5つの質問(CPU数、メモリサイズ、64bit等)の回答も設定します。この回答は分析時に利用されます。

左下のテキストボックスの質問に回答(Threshold Fileタブ)

Thresholdファイルのカスタマイズ

ThresholdファイルはXML(SystemOverview.xml等)で定義されています。Editボタンを押すことで、GUI画面から設定をカスタマイズできます。

Thresholdファイルのカスタマイズ画面

分析間隔の設定

次にAnalysis Intervalタブを設定します。ここでは、ログを分析する間隔を設定します。10分から1週の間で選択できますが、ここではデフォルトのAUTOを選択します。

分析間隔の設定(Analysis Intervalタブ)

出力先の設定

続けて、Output Optionsタブで出力先のディレクトリとファイル名を設定します。[]で囲まれている項目は変数です。例えば[My Documents]はマイドキュメントを表します。HTMLレポートだけでなく、XMLファイルを生成することもできます。

レポートの出力先を設定(Output Optionsタブ)