日本エレクトロ・ハーモニックスは米PreSonusのオーディオインタフェース「FireStudio Tube」を発売した。価格はオープンで、実売価格は12万円前後。

フロントパネルの入力2系統に真空管プリアンプを搭載した「FireStudio Tube」

同製品はFireWire(IEEE1394)接続のオーディオインタフェース。最高24bit/96kHzに対応し、16系統の入力端子および6系統の出力端子を装備する。フロントパネルに装備される2系統の入力端子は「SuperChannel」と呼ばれ、クラスA真空管マイク/インストゥルメント・プリアンプおよびアナログリミッタを内蔵している。真空管は低ノイズ、高ゲイン、高ヘッドルームを実現するために厳選された真空管「12AX7」を採用。アナログリミッタはレコーディング業界でも使用されている「Digimax 96k」同様のVCAベースのウルトラ・ファースト・ピーク検知回路を搭載している。またバックパネルの8系統マイク入力には、レコーディングスタジオクラスの高電圧、高電流動作「XMAXクラスAプリアンプ」を搭載。製品にはSteinbergのDAWソフト「Cubase LE 4」を始めとした、各種プラグインやループ素材などが豊富に収録された「ProPak Software Suite Ver4」がバンドルされる。

サイズは483(W)mm×241(D)mm×44(H)mm (1U)、重量は4.54kg。動作環境はWindows Vista/XP SP2およびMac OS X 10.4以降。ドライバはASIO/WDM/CoreAudioなどに対応。