5月31日のGoogle Developers Dayで発表され、世間を賑わしているGoogle Gearsであるが、早速それを使用してオフライン対応したWebアプリケーションが現れた。タスク管理アプリケーション「Remember The Milk」だ。Google Gearsに対応したアプリケーションはいかに使い勝手がよくなるのかを検証するため、早速触ってみたので、今回はそのレポートをお届けしたい。

先に、Remember The MilkとGoogle Gearsについて軽く触れておこう。

Remember The Milkは、無料で利用できるタスク管理サービスだ。個人のタスクを登録しておいて、期日や場所などの属性を付与することができる。メールによるタスク登録や、期日が迫ったらリマインダを送ってもらう、などの機能も持っている。そして、何よりそのWebインタフェースが秀逸だ。AJAXを多用しており、Webアプリケーションに付きものの画面遷移がほとんどない。

Google Gearsは、Webアプリケーションをオフラインで使用できるようにするためのツールだ。Gearsに対応したWebアプリケーションは、インターネットに接続していない状態でも(機能は限定されるが)利用できるようになる。インストール方法などは「【ハウツー】Google Gearsを組み込んだGoogle Readerを使ってみよう」を参照していただくとよい。さらに、Gearsを使用したプログラミングなどについて詳しく知りたい方は「【ハウツー】早速プログラミング! Google Gearsを使ったアプリを作ってみよう」をご覧いただきたい。

では、Google Gearsに対応したRemember The Milkを触ってみよう。