市販のペットボトルをセットして使えるウォーターサーバーがあることを知っていますか?
お手軽で、置き場所も取らないことが人気で口コミでも評判なんです。
この記事では、そんなペットボトル式ウォーターサーバーの人気5機種を徹底比較。ウォーターサーバー選びの参考にしてみてください。
ペットボトル対応のウォーターサーバーが人気な理由3選
ウォーターサーバーでは「困った」もありますが、ペットボトル対応のウォーターサーバーでは、メリットも多くあります。
メリットとデメリットを比較したうえで検討してみると、ペットボトル対応のウォーターサーバーと、そうでないウォーターサーバーのどちらを選んだらいいのか、答えが見えてきますよ。
ペットボトル対応のウォーターサーバーが人気な理由3つは下記の通りです。
2.コンパクトで置き場所に困らない
3.初期費用以外ほとんど必要なし
1.市販のペットボトルを使えるのでコスパ良し
通常のウォーターサーバーでは、ウォーターサーバー専用の天然水などを購入し、2か月に1回に決まった量が届くなど、いろいろな縛りがあります。
しかし、ペットボトル対応のウォーターサーバーでは、市販のペットボトルを使ってウォーターサーバーを稼働させることができるので、経済的にも優しい!
そして、通常のウォーターサーバーでは、飲みきれなかったり、水が大きすぎて取り替えるのも大変!と言った声もあり、結局使わなくなってしまった…という声も。
ムリなく使いたい分だけを、自分で選べるペットボトル対応のウォーターサーバーは、1人暮らしの方に特におすすめです。
2.コンパクトで置き場所に困らない
通常のウォーターサーバーでは、スタイリッシュでコンパクトな機種でも、ある程度の設置スペースの確保が必要になります。ウォーターサーバーの設置スペースの確保が難しく、なくなく諦めてしまった…という方も。ウォーターサーバーの場合、セットするお水ボトルのサイズが大きいサイズ(12Lが一般的)のため、コンパクトにするには限界があるためです。
ペットボトル対応のウォーターサーバーでは、コンパクトで卓上でも利用出来るので、置き場所に困りにくいこともメリットの1つ。
1人暮らしや、職場の一角に置きたいなど、設置スペースを確保せずとも、卓上のスペース確保だけでも利用可能です!今までウォーターサーバーを敬遠してきた人に選ばれています。
中にはA4サイズの置き場所だけで、手軽に始められるウォーターサーバーもあるので、今までウォーターサーバーを置く場所で悩んで諦めていた人、キッチンなど卓上で利用したいという方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
3.初期費用以外ほとんど必要なし
通常のウォーターサーバーでは、月額費用がお手軽でつい手を伸ばしてしまいがちですが、毎月の出費となると、意外と大きな金額になりがち。
ペットボトル対応のウォーターサーバーでは、初期費用としてサーバーを購入する金額こそかかりますが、月々かかる費用はペットボトルの水のみ。
目の前の金額を重視するか、ロングスパンでの費用を考えるかで、どちらを選ぶのか決まってくるでしょう。
ウォーターサーバーのペットボトル式タイプ比較5選
ペットボトルタイプのウォーターサーバーが注目されている理由は、なんと言っても手軽で設置するスペースを取らないから。
1Lや2Lのペットボトルをセットするため、1人暮らしで起こりがちな「飲みきれない」「消化しないうちに次ぐのが届いてしまった」というリスクを回避することが可能になります。
今まで飲みきれないからとウォーターサーバーを諦めていた人も、コンパクトなウォーターサーバーを見つけることで、自分に合ったウォーターサーバーを見つけることができるかもしれません。
おすすめのウォーターサーバーをチェックしていきましょう。
メーカー | ソウイ | はぴねすくらぶ | リヴィーズ | Toffy | 山善 |
価格 | 8,700円〜 | 8,800円〜 | 7,680円〜 | 14,553円〜 | 10,979円〜 |
サイズ | 幅:225mm/奥:270mm/高:315mm | 幅:225mm/奥:270mm/高:315mm | 幅:210mm/奥:225mm/高:290mm | 幅:270mm/奥:315mm/高:617mm ※2L用カバーを含む |
幅:282mm/奥:260mm/高:400mm |
温度 | 冷水:10〜15℃ 温水:80〜95℃ |
冷水:10〜15℃ 温水:80〜95℃ |
冷水:12〜15℃ 温水:85〜95℃ |
冷水:10〜15℃ 温水:85〜95℃ |
冷水:10〜15℃ 温水:90〜95℃ |
機能 | ・チャイルドロック ・底面吸盤 |
・チャイルドロック | ・チャイルドロック | ・チャイルドロック ・空焚防止装置 |
・チャイルドロック ・開閉逆止弁 ・空焚き防止装置解除棒 |
卓上のペットボトル式ウォーターサーバー(ソウイ)
2リットルのペットボトルを用意するだけで、すぐに使える卓上ウォーターサーバー「SOUYI(ソウイ)」。
コンパクトサイズのウォーターサーバーで、場所を取らずとても便利。アパートなどスペースが限られている人にもおすすめ。
リビングに置いたりするのもいいですが、コンパクトなのでキッチンにおいて料理に使用したりできます。
水の購入量が決まっているウォーターサーバーではないため、飲みたい量の2リットルのペットボトルを購入するだけでとても便利。
費用も抑えることができるため、無理に水を飲んで消化する必要もありません。
飲料水の交換も軽くて簡単!お年寄りの方にも安心してお使い頂けます。
メリット
- コンパクトで使いやすい
- マシンが軽いので場所を移動しやすい
- スープやお茶を飲むのに、ちょうどよいお湯の温度が楽しめる
デメリット
- カップラーメンを作るにはお湯がぬるい
- 水が出る勢いが弱い
- 冷たい水や、熱いお湯が出てくるまで時間がかかる
コンビニサーバー(はぴねすくらぶ)
コンパクトサイズなのはもちろんのこと、どこに置いてもしっくりくるデザインが人気。
キッチンやリビングにも設置できるので、飲みたいときに冷たい水や熱いお湯を使える点も大きなメリットです。
温水運転ランプと冷水運転ランプがあり、ランプが消えると自然と飲み頃になっているので、いちいち飲み頃を確認しないでも、おいしい水を楽しめるのも魅力の1つ。
ペットボトルも2リットルのボトルをセット口にセットするだけなので、すぐにウォーターサーバーを使えるところも人気の秘訣です。
メリット
- 値段もお手頃でペットボトルの購入のノルマがない
- 使いやすいチャイルドロック式
- 使い勝手もよく長く使いやすい
デメリット
- 柔らかいペットボトルはつぶれてしまい使いにくい
- 保温の運転音が賃貸物件では気になる
- ペットボトルの入れ替えの際に、水があふれてしまうことがある
ペットボトル式コンパクトウォーターサーバー(リヴィーズ)
ペットボトル式コンパクトウォーターサーバー「livease(リヴィーズ)」は、2Lペットボトル飲用水を使うため家計に優しく、自分のライフスタイルに合ったの水を自由に調整できるコンパクトウォーターサーバー。
A4用紙サイズにすっぽり収まる超小型ボディで、置く場所を選ばないところもおすすめのポイントです。
ボタンを押すだけで冷水・熱湯を給水でき、ウォーターサーバーをはじめて使う方にも人気の商品。
おいしい水を手軽に飲むに特化した、ペットボトル式ウォーターサーバーです。
レンタルウォーターサーバーと比較すると、500ml当たりの水購入コストを最大で約80%節約する事が可能になり、使いたい時に、給水・給湯ボタンを押すだけでいつでも手軽に冷水と熱湯を使えます。
冷たすぎない12~15℃の設定で、身体にも優しい設定、温水は85~95℃の設定なので、カップ麺や、赤ちゃんのミルクにも手軽に利用でき、時短とストレスの軽減にもおすすめです。
給湯ボタンは安全ロック付きなので、小さい子どもがいる家庭でも安心して利用できます。
メリット
- A4サイズ以下の超小型で、設置場所も自分の好きな場所に置ける
- インテリアに映える
- デザイン水の温度が冷たすぎず身体に優しい
デメリット
- 冷水、温水になるまでの時間が長い
- 受け皿の奥行きが浅い
- 運転ファンの音が少し気になる
Toffyウォーターサーバー(Toffy)
卓上型温冷両用タイプのウォーターサーバー「Toffy(トフィー)」は、組み立てする必要もなく、空焚き防止の機能も付いているウォーターサーバー。2リットルのペットボトルで手軽に始められるのはもちろんのこと、コロンとしたフォルムやレトロなデザインが、インテリアにもしっくりきます。
受け皿も大きく安定感があり、コンパクトでも安定感があるのも魅力です。
温水運転、冷水運転、電源それぞれにランプがついているので、電源の消し忘れや誤運転を防ぐこともでき、お子様がいるご家庭でも安心して利用することができます。
コックを押し下げるだけで簡単に冷水や温水を楽しむことができるので、ケトルなどでお湯を沸かす時間も短縮することができ、忙しい毎日に余裕をもつことができるでしょう。
メリット
- 2種類のペットボトルの口径に合うソケット付き
- ペットボトルカバーが付いていて、デザインがよい
- コック式で使いやすい
デメリット
- ペットボトルカバーの裏側が湿気で曇りやすい
- 運転音が気になる
- ソケットのお手入れが面倒
家庭用卓上型ウォーターサーバー(山善)
ペットボトルタイプのウォーターサーバーの中では、一回りだけ大きいサイズですが、それでもまだコンパクトなサイズのウォーターサーバー。
使用前に重曹水で24時間浸してから使うため、使用できるまでに時間はかかりますが、ペットボトルタイプのウォーターサーバーにありがちな、「水が臭う」ことは少ないと言ってよいでしょう。
軽くて持ち運びもしやすく、リビングに置いても、キッチンに置いても、大活躍すること間違いなし!
メリット
- 1人で使うにはちょうど良いサイズ
- 持ち運びしやすいサイズと重量
- 温水の温度が高い
デメリット
- 稼働音が大きい
- 冷水が冷たくならないことがある
- 背面からの熱風が気になる
ペットボトル式ウォーターサーバーで起こりやすいトラブル4選
こうして見てみると、ペットボトル式ウォーターサーバーがコンパクトで置き場所に困らないメリットも魅力で、市販のペットボトルで利用できるので、すぐに始められて便利ですよね。
しかし、便利な反面、ペットボトル式ウォーターサーバーで起こりやすいトラブルもあり、ウォーターサーバーを購入する前にチェックしておくのは、とても大切なことです。
どのようなトラブルが起こりやすいのか、一緒に見ていきましょう。
ペットボトル式ウォーターサーバーで起こりやすいトラブル4選は以下の通りです。
2.使い始めの水に臭いがつく
3.使い始めの準備に時間がかかる
4.運転音が大きい
1.ペットボトルから水が漏れてくることがある
ペットボトルを使ったウォーターサーバーは、一般的に販売されているペットボトルに対応しているものがほとんどですが、給水口までのキャパはウォーターサーバーによってさまざま。
そして、同じ2Lのペットボトルでも口径が異なることもあり、給水すると水があふれてくることも。
水があふれてくるとそのたびに付近などで拭かなければならないので、手間に感じる人もいるようです。
2.使い始めの水に臭いがつく
ペットボトル式のウォーターサーバーでは、使い始めの臭いが気になるという声がとても多いです。
ウォーターサーバーが届くと手軽がゆえに2リットルのペットボトルですぐにウォーターサーバーを使い始めてしまいがちですが、まずは使う前の下準備が必要になります。
3.使い始めの準備に時間がかかる
- やかんなどに水道水を2L入れ、重曹50gを加えて重曹を完全に溶かし、重曹水を作ります。重曹水を本体のボトル差込口に注ぎ、本体を24時間放置する。
- 温水/冷水排水口のキャップを開け重曹水を抜き、再び排水口のキャップを閉める。
- ボトル差込口に水道水2Lを注いだ後、温水/冷水排水口のキャップを開けて2回以上水を抜く。
- アルコールを吹き付けたキッチンペーパーで、拭き取り乾燥させます。
- 最後に、新しい飲料水ボトルをセットし、水道水の不純物を取り除くため、温水/冷水出水口から水を1リットル程度排水します。
下準備に時間がかかるため、「やっぱりペットボトルのウォーターサーバーは…」と思うこともありますが、この下準備だけをしっかりすることで、水の臭いを限りなく回避することができるようになるでしょう。
4.運転音が大きい
コンパクトなマシンで冷水にしたり温水にしたりするため、冷水や温水にする際の運転音が気になる人もいます。
特に賃貸物件などで隣への音が気になる場合、使える時間帯が昼間だけ…といったケースも起こりえるのです。
もしペットボトル対応のウォーターサーバーを使う場合は、ウォーターサーバーの下に振動を軽減するマットを敷いたり、工夫して使う必要がありそうです。
ウォーターサーバーの仕組みを理解して適切なマシンを選ぼう
今回はウォーターサーバーのペットボトル式タイプ比較5選について紹介しました。
ペットボトルタイプのウォーターサーバーは、通常のウォーターサーバーに比べて、使いやすく、コスパがよいことがお分かりいただけたかと思います。
スペースや費用の問題で、ウォーターサーバー導入に二の足を踏んでいた人も、ペットボトルタイプなら試せるかも!と感じますよね。
絶対に譲れないポイントと、妥協できるポイントを選定し、ライフスタイルに合ったウォーターサーバーを選びましょう。