クラウドサービスの普及にともない、いま世界中で求められているクラウドエンジニア。長期的な視点で技術のスペシャリストとして高く評価され、キャリアのさらなる向上を実現するには、どのような要素が必要になるのでしょうか。NTTデータでクラウド領域のスペシャリストとして活動する川畑 光平氏に、エンジニアとしての市場価値を上げていくうえで大切にすべき視点や心構え、そしてエンジニアの成長に適したNTTデータの働く環境について話を聞きました。

  • ロゴ前に立つ川畑氏の写真

    NTTデータ システム技術本部 デジタル技術部 Agileプロフェッショナル担当 エグゼクティブITスペシャリスト
    ソフトウェアアーキテクト デジタルテクノロジーストラテジスト(クラウド) 川畑 光平氏

クラウド領域のエキスパートとして

私はいまデジタル技術部という部署で、NTTデータ独自のジョブ型の制度「TG(Technical Grade)」という役職で、専門領域のエキスパートとして、業務に従事しています。社内のさまざまな開発プロジェクトをデジタル技術の面から支援し、人材育成や情報発信、海外グループ企業との協業施策検討といった業務にも取り組んでいます。

AWSのアンバサダー(Japan APN Ambassador)に選ばれていることもあって、今ではクラウド領域で声がかかることが多いのですが、入社からしばらくは金融系のシステム開発に携わっていましたし、実はもともとアプリケーションを作るほうが得意でした。AWSを活用してクラウドネイティブアプリケーションを作る記事をWebサイト上に公開していたのがAWSの目に留まり、AWS関連技術をNTTデータ内に広める役割として2019年からAWSアンバサダーに選出され、クラウド関連の人材育成にも携わるようになりました。

広がるエンジニアの待遇格差……自分にとって”ベストな場所”とは

海外グループ会社と人財育成に関しても議論しているのですが、最近は世界的にエンジニアが不足し、グローバルで人材獲得競争が起きています。

私自身、とりわけAWSアンバサダーになって以降「転職はしないのか」と友人に尋ねられることも、実際にスカウトの声がかかることもあります。それでもなお、私はNTTデータで仕事をすることを選び続けています。その理由は「常に新しい何かに触れて成長できるから」です。

もしかしたら10年後は「クラウドなんて使えて当たり前」という状況になっているかもしれません。いまでこそTGという役割で、クラウドを専門として楽しく仕事をしているのですが、ITの世界は変化がものすごく速いので、いつまでもこのポジションでいられるとは思っていません。新しい技術は毎年次々と登場しますし、トレンドも目まぐるしく変わります。

転職すれば待遇はよくなるかもしれません。もちろんその会社でスペシャリストとしてやっていく自信もあります。いまスカウトの声がかかるのは、クラウドのスペシャリストとして評価された結果だと思います。ですが、これから何十年も続くエンジニアのキャリアを考えたときに、ずっとクラウド技術一本槍でやっていけるとは思っていません。むしろ、この先も可能なかぎりエンジニアとして現場にいて、最新技術の動向を見ながら、今後新しく生まれるであろう、さまざまな技術にチャレンジしていきたい──そうしたエンジニアの生き方をするためにはどこで働くのがいいのかと考え、さまざまな技術に触れることができる、いまの場所が最良だという答えに行き着いたのです。

  • 川畑氏インタビューカット

なぜNTTデータで働き続けるのか

では、なぜNTTデータなのか。まず、業務内容が実に多種多様であるという点です。たとえば先進的な技術を積極導入するケースから、長年使われてきたシステムを大切に使い続けるケースまであり、求められる技術の幅がとても広いのです。要は、NTTデータにいれば働くフィールドに事欠かないゆえに、新しい技術に触れられる環境も充実しているということがいえます。

さらに当社は近年、業務領域をグローバルに広げています。ほかにもグローバル展開している企業はありますが、多くは米国に本社がありビジネスの方針も米国で決定されます。対してNTTデータは日本の企業ですから、本社の立場で欧州、北米などさまざまな地域の仕事に携わることができます。ビジネスをどのように広げていくかを、自分の頭で考え、仲間とともに自らの手で作っていけるのが、実にチャレンジングでやりがいがあり、そこに面白さを感じています。

このように技術とビジネスの両方の面から、私はNTTデータで働くことに高い価値を感じているのです。

エンジニアの成長を後押しする環境とは

先ほども言ったようにこの業界は変化が激しいので、既存の技術に詳しいというだけではやっていけません。常に勉強しなければならないのです。私自身、就職後も何百冊の本を読み、何行のコードを書いたかわからないほど勉強を続けてきました。周囲の凄腕エンジニアも、みんな努力を続けています。勉強や努力を継続するのは大変なことですが、そこで大事なのは変化を楽しめることだと考えています。

その点でも、NTTデータにはエンジニアの成長を後押しする環境があります。実は私も入社時はプログラミング経験がありませんでした。入社後に社内研修でコンピュータやプログラミングの基礎を何カ月もかけてみっちり学び、本格的に配属先の業務を始めたのは入社から半年後だったと記憶しています。このように時間とお金とパワーをかけてIT人材を育てようとしている会社は、おそらくほかにはないのではないでしょうか。

制度面だけでなく、優秀な人材が多いのも特長です。多様な領域に精通した人材に囲まれていることが、エンジニアの成長を後押しするという要素は確実にあると思います。私の周りにも多くのスーパーエンジニアがいます。お手本になる人、尊敬できる人がたくさんいることは、成長する意欲にもつながりますね。

  • 川畑氏インタビューカット

エンジニアとしての市場価値を上げるために

高度な技術を持つエンジニアとして市場に評価されるためには、技術に詳しいことは当然必要ですが、実はそれだけでは不十分です。自分が持つ技術で会社にどう貢献できるか、つまりそうしたビジネス的な視点もエンジニアには強く求められます。欧米企業の評価や採用においては、職務の目的や責任、内容などを定める「ジョブディスクリプション」が必須ですが、このジョブディスクリプションに記載できる付加価値の高い仕事をできることが、エンジニアとしての価値向上につながっていくと考えています。

私もTGになってからはジョブディスクリプションを定めて仕事をしています。私のジョブディスクリプションは「人材育成」「情報発信」「高難易度プロジェクト支援」の3つ。

たとえば「人材育成」ではクラウドエンジニアをはじめ、アプリケーションの開発もできる2刀流人財を育成することを記載しています。また「プロジェクト支援」では、あるグローバル企業のお客様で、7割近くがネイティブな英語を話す外国籍エンジニアで構成されるダイバーシティなチームの一員として支援しています。最新技術を使い、まだ見ぬ未来の仕組みをつくる、難易度が極めて高いプロジェクトです。会話はもちろん英語です。

このような高度なジョブディスクリプションをこなしていけば、おのずとエンジニアとしての市場価値は高くなります。

書籍を出すのもよし、技術を極めるのもよし……、”兼業OK”な自由な環境

NTTデータには兼業を認める制度があります。私もAWS資格対策の書籍を出版していますし、現在もAWS技術に関する書籍を執筆中です。私と同じように書籍や記事を書いている社員もいますし、クラウド支援として顧客先で働いている社員もいます。

私の場合でいうと、AWS資格対策書籍は会社にとってクラウド人材の育成や情報発信に直結するので、社内の評価体系でも評価されています。実際にこの対策本を使って社内でセミナーを開催しています。受講社員が全員合格すれば、ジョブディスクリプションの達成に大きく貢献できることになりますね。

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最後に

繰り返しになりますが、上級エンジニアを目指すには、ジョブディスクリプションに書けるような付加価値の高い仕事を自らの手で作っていくことが重要です。そこに至る道筋として、多彩なフィールドの大規模なプロジェクトで技術とビジネスを経験でき、さらにはグローバルの仕事にも携われるNTTデータの環境は最適なのではないでしょうか。

エンジニアとして大きく成長したい方は、経験者も未経験者も、もちろん凄腕のエンジニアも、ぜひNTTデータにきていただき、一緒に楽しく仕事をしたいですね。

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