GIGAスクール構想やプログラミングの必須化、オンライン授業の普及などで、教育現場においてもPCなどICT端末の重要性は増す一方。それに伴い教育機関では、“1人1台端末“の環境が急ピッチで整備されてきた。その過程で導入が進んだのが、個人所有の端末を学校に持ち込む「BYOD(Bring Your Own Device)」や、推奨端末を生徒が購入して利用する「BYAD(Bring Your Assigned Device)」だ。

しかしそうした端末は、学校生活で学習に使用するものであり、一般ユーザーがビジネスやプライベートで使うものとは求められるスペックや機能なども当然異なる。導入にあたって、どのようなPCを選ぶべきなのだろうか?

今回マイナビニュースでは、学校関係者に「現在導入しているPC」に関するアンケートを実施。ここでは、その結果を紐解きながら、教育現場に求められているPCやBYOD(BYAD)に適したPCとはどんなものなのかを解説していこう。

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学校関係者の多くが「セキュリティ」を重視

学校関係者の多くが「セキュリティ」を重視

アンケートでは、まず学校関係者に対して「教育現場にPCを導入するにあたって重視するポイント」を質問してみた。

生徒が使用する端末ということもあってか、「セキュリティ」を重視すると回答した人が65.8%ともっとも多い結果に。次いで「導入のしやすさ」、「価格」、「アフターサポート」、「スペック」、「長期保証期間」、「サイズ」、「堅牢性」などの順になった。どちらかというと性能面よりも、導入しやすく安心・安全に使えることを重視する傾向にあることが分かる。

そこで、もう少し具体的に現在導入しているPCについて“選んだ理由”を聞いてみたところ、「頑丈さとセキュリティ対策が万全のものを選んだ」「サポートやセキュリティの良さ」「価格とスペックの兼ね合いで」「子どもが使用するものなので頑丈さやアフターサポートは必須」「授業に活用できるスペックとセキュリティの強度、破損等の問題に柔軟に対応してもらえる保証を重視」などのコメントが挙がった。

やはり通常のPC選び以上に、「セキュリティ」や「サポート」、「堅牢性」などを重視する人が多いようだ。だからといって、それ以外の要素を軽視しているわけではない。

「(OSやアプリの)立ち上がりの速さ」や「学校で必要な作業を行うために十分なスペック」、「机上での使いやすさと保管しやすさ」、「子どもが持ち運びやすいよう軽量なもの」、「通信速度が速いもの」など、スペックや本体サイズを挙げる人も少なくなかった。

授業で行う作業を快適にこなせる性能の高さや、子どもが持ち運ぶ際に負担になりにくい本体サイズや質量なども重要になってくることが分かる。

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実際の運用でありがたみを感じるPCの機能やサービスとは?

実際の運用でありがたみを感じるPCの機能やサービスとは?

次に、実際に運用してみて「あってよかった」と思う機能やサービスがあるか聞いてみたところ、約半数の46.8%が「ある」と回答。具体的には以下のような意見が挙がった。

  • 「セキュリティがしっかりしている」
  • 「アプリや画面の切り替えがスムーズ」
  • 「処理速度の速さ」「数秒で起動して待ち時間が少ない」
  • 「インターネット接続が高速で検索やページ表示の時間のロスがない」

セキュリティ機能以外では、レスポンスの良さや処理性能の高さを挙げた人が多かった。時間が限られる授業では、動作のもたつきによる時間のロスは極力減らしたいというのが理由のようだ。

また、「子どもが扱いやすいサイズ」「教室への持ち運びやすさ」「急速充電に対応していて、充電ができていないため授業に支障が出る事態を回避できた」のように、本体サイズや充電・バッテリー性能を挙げる人も複数いた。現場では授業によって教室を移動したり、電源が確保できない場所でPCを使用することもあるため、子どもが持ち歩きやすいサイズや軽さ、バッテリー性能なども重要になってくるというわけだ。

さらに「うまく作動しなくてもサポートが充実していて助かった」「生徒が壊した場合でもサポートがあって助かった」「ハード面での不具合を長期保証で対応できた」など、保証やサポートの重要性を指摘する声も数多くあった。子どもによってはPCに慣れていなかったり、扱いが荒いことがあったりするため、破損や故障などのトラブルも起こりがち。しっかりした保証やサポート、修理体制があった方が心強いのは間違いないだろう。

こうした回答から、教育現場で使うPCには、使いやすいセキュリティ機能や、マルチタスクが快適に行える高性能なプロセッサー、高速なストレージやWi-Fi、持ち運びやすいサイズや質量、高速充電対応、長時間駆動、手厚い保証やサポート体制などが求められるといえそうだ。

教育現場に導入するのに最適なノートPC「MousePro G4-I5U01BK-A」

教育現場に導入するのに最適なノートPC
「MousePro G4-I5U01BK-A」

それでは、こうした条件に合うノートPCには具体的にどのような製品があるのだろうか。そこで注目したいのが、品質の高さと手厚いサポートで評価されているマウスコンピューターのノートPC「MousePro G4-I5U01BK-A」だ。

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  • マウスコンピューターの14型ノートPC「MousePro G4-I5U01BK-A」

同製品は、大型で見やすい14.0型液晶ディスプレイを採用しながら本体幅が322mm、奥行きが216.8mmに抑えられており、生徒の机の上に設置しやすく扱いやすいのが特徴。厚みも16.9mmと薄く、質量も約1.08kgと軽いため、低学年の児童でも持ち運びやすく教室間の移動もスムーズだ。

 

CHECKPOINT1 堅牢性の高さ

筐体の素材に丈夫なマグネシウム合金を採用しており、厳しい条件で知られるアメリカ国防総省制定のMIL規格 「MIL-STD-810G」に準拠した信頼性テストを10項目でクリアしているほど堅牢性が高い。そのため一般的なノートPCに比べて破損や故障のリスクが低いのも魅力的なポイントだ。

 

CHECKPOINT2 高性能

基本性能が高く、CPUに第12世代Intel Core i5-1235Uプロセッサーを採用。PCの頭脳に当たるCPUコアが10個あって並列処理に強いため、マルチタスクが快適でアプリの切り替えや画面切り替えなどもスムーズに行える。さらにストレージにデータ転送速度が高速なNVMe対応SSDを採用。無線LANも高速で遅延の少ないWi-Fi 6を搭載しているため、データのダウンロードなどに伴う待ち時間の短縮も期待できる。

バッテリーは最大約23.5時間という長時間駆動を実現している。さらに、付属の薄型軽量ACアダプター使用時は、わずか30分で約7.1時間駆動可能な容量を、約3時間でフル充電できる高速充電にも対応。充電ができていない生徒がいて授業の進行が滞るという事態も極力防ぐことが可能だ。

さらにWindows Helloの強化されたサインインセキュリティに対応するWebカメラを搭載しており、顔認証で高速かつ安全にログインすることが可能。スリープ状態から瞬時に復帰するモダンスタンバイにも対応しており、生徒がパスワード入力やスリープ復帰などでもたつくことなく授業を開始することができる。

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【アンケートでも挙がった重要ポイント①】アフターサポート体制の充実

実際に運用する際に気になるサポート体制も万全で、MousePro製品は全機種、標準で3年間の無償センドバック保証が付属している。さらに本製品の場合は保証期間を有償で最大5年間まで延長することが可能。

また、購入時にオプションで「破損盗難保証サービス」を選択しておけば、通常だと修理費が発生するような偶発的な破損や損傷でも保証上限金額内なら実費負担0円で修理を受けることができる。しかも修理費用の累計金額が保証上限金額を超過しなければ回数制限なく修理してもらえるので、教育現場で使うPCには頼もしいサービスだといえるだろう。

ちなみに、一般的な保証サービスだと経過年数で保証上限金額が減額されてしまうことがあるが、同サービスの場合は2年3年と使っているPCでも上限金額が減額されないのも魅力的なところ。

【アンケートでも挙がった重要ポイント②】導入のしやすさ

上記のほかにも、

  • 「安心パックサービス」:万一初期不良だった場合に新品に交換してくれるサービスや専用ダイヤルで専任スタッフによるサポートなどが受けられる
  • 「出張設置サービス」:端末の設置やインターネットへの接続設定などを代行してくれる
  • 「導入支援サービス」:法人・個人事業主向けにPCの各種設定や備品シール貼付、マスターデータのコピーなどを代行してくれる
……など、導入時の負担を軽減してくれるオプションがたくさん用意されている。

上記で紹介した通り、「MousePro G4-I5U01BK-A」はまさに教育現場に導入する場合やBYOD(BYAD)には最適なスペック・サポート体制のPCといえる。授業などで安心して使えるPCを探している学校関係者は、一度検討してみてはいかがだろうか。

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●主なスペック

メーカー マウスコンピューター
型番 MousePro G4-I5U01BK-A
ディスプレイ 14.0型フルHDノングレア(1,920×1,080)
CPU Intel Core i5-1235U プロセッサー
メモリ 8GB DDR4-3200 (オンボード)
M.2 SSD 512GB(NVMe対応)
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス Intel UHDグラフィックス(シングルチャネル時 ※デュアルチャネル時はIntel Iris Xe グラフィックス)
OS Windows 11 Pro 64ビット
インタフェース HDMI出力、USB 3.0(Type-A)、USB 3.1(Type-A)、Thunderbolt 4(Type-C)、ヘッドホン出力/ヘッドセット、microSDメモリーカードリーダー(UHS-I対応)
サイズ 約W322×D216.8×H16.9mm
重量 約1.08kg(バッテリー含む)
バッテリー
駆動時間
約23.5時間
価格 164,890円(税込)~

価格・構成については、2023/12/15(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

■アンケート詳細
調査時期:2023年12月
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:521人
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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