マウスコンピューターの「mouse F」シリーズF7は、大きく見やすい17.3型液晶ディスプレイを搭載したオールインワンタイプのノートPCだ。最近の製品としては珍しく光学ドライブを内蔵しているほか、インタフェースが充実しており、別途アダプターなどを用意せずともさまざまな周辺機器を接続して使用することができる。映像出力端子も豊富で、内蔵ディスプレイを含めて最大4画面の同時出力に対応。今回、その実機を試すことができたので、外観や実際の使い勝手、パフォーマンスなどを詳しく紹介していこう。

  • マウスコンピューターの17.3型ノートPC「mouse F7-I3U01BK-A」

黒を基調とした上質で洗練されたデザインの筐体

「mouse F7」は、ノートPCとしては大型の17.3型液晶ディスプレイを搭載しながら、狭額縁設計によって本体幅が約399.9mm、奥行きが268mmに抑えられており、あまり広くない机の上にも設置しやすいのが特徴。厚みも25.3mmとスリムなボディになっている。デスクトップPCを置く場所はないけれど、モバイルノートPCよりも大きな画面で業務をこなしたりエンタメを楽しみたい人というには最適な製品だ。

筐体はブラックを基調とした落ち着いた雰囲気で、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンで活用することが可能。天板にはチーズをモチーフにしたシルバーのブランドロゴがあしらわれており、デザイン的なアクセントになっている。

  • 黒を基調にした洗練されたデザインの「mouse F7-I3U01BK-A」

アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した品質基準テストをクリアしており、堅牢性や耐久性が高いのもポイント。屋内で場所を移動して作業したいときも、安心して持ち運ぶことができる。質量が約2.42kgあるため出先で使うのにはあまり向かないが、いざというときは大きめのバッグに入れて持ち歩くことは可能だ。

  • アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した品質基準テストをクリアしている

インタフェースは非常に充実しており、本体左側面に電源端子、LAN、D-Sub、USB 3.1(Type-C)、HDMI、USB 3.0(Type-A)が、本体右側面にヘッドホン出力/ヘッドセット端子、マイク端子、USB 2.0(Type-A)×2、光学ドライブ、セキュリティスロットが搭載されている。また本体前面にはUHS-I対応のSDメモリーカードリーダーも内蔵。光メディアやSDカードなどの記録媒体を本体に直接挿入して読み取れるのはとても便利だ。

インタフェースのうち、本体左側面のUSB 3.1(Type-C)ポートはUSB PowerDeliveryとDisplayPort Alt Modeに対応しており、市販の汎用的なUSB充電器で本体を充電したり、外部ディスプレイに画面出力することが可能。このほかHDMI端子とD-Sub端子も搭載しているので、本体内蔵ディスプレイを含めると最大4画面の同時表示が行えることになる。マルチモニター環境を手軽に構築できるため、在宅勤務時に画面の表示領域を拡張して作業効率を上げたい場合などにとても便利だ。

実際にデュアルモニターで使ってみたが、本機のディスプレイが大きいため、24〜27インチくらいの外付けディスプレイと並べても画面の位置の差や視線の移動量が小さく見やすかった。またUSB-C対応ディスプレイの場合はケーブル1本で本機を充電しながら映像出力ができるところも使いやすく感じた。

  • 本体左側面に電源端子、LAN、D-Sub、USB 3.1(Type-C)、HDMI、USB 3.0(Type-A)が搭載されている

  • 本体右側面にヘッドホン出力/ヘッドセット端子、マイク端子、USB 2.0(Type-A)×2、光学ドライブ、セキュリティスロットが搭載されている

  • 本体前面にはUHS-I対応のSDメモリーカードリーダーが内蔵されている

  • 光学ドライブを内蔵する。試用機はDVDスーパーマルチドライブが搭載されていたが、BTOのオプションでBDXLに対応したブルーレイディスクドライブを選択することもできる

このほかディスプレイ上部には100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクが内蔵されており、オンライン会議やビデオ通話などに利用できる。通信機能はWi-Fi 5およびBluetooth 5に対応している。

  • ディスプレイ上部には有効画素数100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクが搭載されている

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作業領域が広くて文書作成も動画視聴も快適

「mouse F7-I3U01BK-A」の特徴のひとつとなっているのが、その大きな液晶ディスプレイだ。画面サイズは17.3インチで、解像度はフルHD(1920×1080ドット)となっている。一般的な15.6インチのノートPCと比べると、表示スケールが同じ場合は文字や画像が大きく表示されるため、文書や写真のディテールが見やすく目が疲れにくい。フルスクリーンで動画を再生するとかなりの迫力で、動画配信サイトのコンテンツを臨場感たっぷりに楽しむことが可能だ。

液晶パネルはノングレア(非光沢)のため、明るい場所でも映り込みが少なく画面が見やすいのも嬉しいポイント。視野角が広く色再現性も良好で、発色がきれいなので、写真編集などのクリエイティブ用途にも使いやすそうだ。

  • 17.3型のフルHDノングレア液晶ディスプレイが搭載されている

実際にOffice文書の作成や写真のレタッチなどに使ってみたが、Word文書などの表示倍率を上げなくても細部が見やすいため、一度に見渡せる情報が多く作業が捗った。またモバイルノートPCで写真編集をする際は細部を調整する際に拡大・縮小を繰り返すことが多いのだが、本機の場合は拡大しなくても細部が把握しやすいため、拡大・縮小をする頻度が減って、その分作業時間の短縮につながった。

文書作成の際に使いやすいと感じたのが、キーボードとタッチパッドだ。キーボードはキーピッチが約19mmあり、キー同士の隙間が適度にあってタイピングしやすかった。キーストロークも約1.8mm確保されており、クリック感がしっかりあって入力の取りこぼしなどは起きにくかった。テンキーが標準搭載されているため、Excelの数値入力などがとてもやりやすかった。

なお、キートップの文字はユニバーサルデザインフォントが採用されており、従来モデルに比べて視認性が高まっている。キーを見ながらタイピングする人にとってはありがたい改善点だ。

  • キーピッチ約19mm、キーストローク約1.8mmのフルサイズキーボードを採用している。テンキーも標準搭載されている。タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプ

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプが搭載されており、ドラッグ&ドロップなどのボタンを押さえたままファイルを移動するような操作がやりやすかった。

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仕事にもエンタメにも十分なパフォーマンスを持つ第11世代Coreプロセッサーを搭載

「mouse F7」は、CPUに第11世代のCore i3-1115G4プロセッサーを搭載したモデルと、Core i5-1155G7プロセッサーを搭載したモデルがラインアップされている。グラフィックスはいずれもCPU統合型で、Core i3モデルがインテル UHD グラフィックス、Core i5モデルがインテル Iris Xe グラフィックス(メモリがデュアルチャネルの場合)だ。

今回試した機種は、Core i3-1115G4を搭載した「mouse F7-I3U01BK-A」で、メモリは8GB、ストレージは256GBのSATA SSDという構成だった。そこで、それらのパフォーマンスをチェックするため、「CINEBENCH R23」「PCMark 10」「CrystalDiskMark」などのベンチマークソフトでスコアを測ってみた。

まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。

CINEBENCH R23 ベンチマーク結果
CPU(マルチコア) 2899pts
CPU(シングルコア) 1311pts
  • CINEBENCH R23の結果

Core i3-1115G4は2コア4スレッドのエントリー向けプロセッサーだが、シングル・マルチともにスコアが高く、普段使いには十分すぎる性能を持っていることがわかる。とくにシングルコア性能は前世代のCoreシリーズに比べて大幅にアップしている。マルチコア性能もコア数が倍ある3世代前のCore i7-8550Uとほぼ同じパフォーマンスで、Core i3-1115G4の実力の高さが伺える。

続いて、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするため「PCMark 10」を実行してみた。

PCMARK 10 ベンチマーク結果
総合スコア 4093
Essentials 8174
Productivity 6110
Digital Content Creation 3727
  • PCMARK 10の結果

快適に動作する目安は、基本性能を示すEssentialsが4100、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450となっているが、本製品はいずれも上回っている。オンライン会議や動画視聴、Officeアプリを使った文書作成などの日常的な用途やビジネス用途はもちろんのこと、画像編集などのちょっとしたクリエイティブ用途もある程度快適に行えることがわかる。

次に、「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機には256GBのSATA SSDが搭載されていたが、シーケンシャルリードが560MB/s超でHDDに比べるとかなり高速。BTOオプションではさらに高速なM.2 NVMe接続に対応するSSDを選択することもできるので、少しでもパフォーマンスを高めたい場合は検討してみるといいだろう。

CrystalDiskMark ベンチマーク結果
1M Q8T1 シーケンシャルリード 563.09
1M Q8T1 シーケンシャルライト 509.02
1M Q1T1 シーケンシャルリード 525.01
1M Q1T1 シーケンシャルライト 440.33
4K Q32T1 ランダムリード 308.40
4K Q32T1 ランダムライト 314.16
4K Q1T1 ランダムリード 33.72
4K Q1T1 ランダムライト 60.88
  • CrystalDiskMarkの結果

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17.3型フルHD液晶ディスプレイや光学ドライブ、豊富なインタフェースを備えた「mouse F7-I3U01BK-A」。直販サイトでは通常価格99,800円~(税込)で販売されており、 その充実した基本性能やビジネスからエンタメまで対応できるパフォーマンスの高さなどを考えるとコストパフォーマンスも良好だ。なお、送料は無料、3年間センドバック修理保証も付帯されている点も嬉しい。オンでもオフでも快適に使える高性能なノートPCを探している人には、ぜひ注目してみてほしい製品だ。

⇒「mouseF7-I3U01BK-A」の詳細はこちら

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