マウスコンピューターのクリエイター向けPCブランド「DAIV」のラインナップに、14型液晶ディスプレイを搭載した「DAIV R4-I7G50WT-A」が登場した。薄型軽量ボディに第12世代インテルCoreプロセッサーやGeForce RTX 30シリーズを搭載しており、写真編集や動画編集などの負荷の高い作業も快適に行えるのが特徴。マットホワイトが基調の洗練されたデザインは、使う場所を選ばず、クリエイティブ用途だけでなく普段使いやビジネスシーンでも活躍してくれそうだ。

  • マウスコンピューターのクリエイター向けノートPC「DAIV R4-I7G50WT-A」

今回その実機を試すことができたので、外観や使い勝手、パフォーマンスなどを詳しく紹介していこう。

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フォーマルにもカジュアルにもマッチする上質なデザイン

マウスコンピューターの「DAIV」は、「クリエイターによる、クリエイターのためのPC」というコンセプトで開発されているPCブランド。プロ向けのハイエンドモデルからクリエイターの卵向けのエントリーモデルまで、幅広いニーズに合った製品が販売されている。

今回試した「DAIV R4-I7G50WT-A」は、ラインナップの中ではミドルクラスの位置付けで、Web直販では通常179,800円(税込み)という価格で販売されている。後述するように搭載されている性能を考えるとかなりコスパが高く、クリエイターでなくても魅力的に映る製品だ。

本体は、「DAIV」シリーズとしては初めてホワイトカラーを採用しているのが大きな特徴。混じり気のない真っ白といった感じの色で非常に爽やか。光沢を抑えたマットな表面処理が施されているため落ち着きもあり、カジュアルなシーンだけでなくビジネスシーンで使っても違和感はない。指紋もつきにくく、素手でペタペタ触っても皮脂の汚れは目立ちにくかった。

  • DAIVシリーズとしては初めてホワイトカラーを採用。プライベートでも仕事でも使いやすいデザインが嬉しい

天板にはブランドロゴがプリントされているが、限りなく地の白に近い控えめな色で、光の当たり具合によってかろうじて見える程度。主張しすぎないシンプルなデザインも魅力的だ。

  • 天板のロゴは光の当たり具合によってかろうじて見える程度。ほとんど無地に近いシンプルさが好印象だ

本体サイズは幅が320mm、奥行きが215mmで、厚みは19mm、質量が約1.42kg。14型ながら狭額縁デザインのおかげで従来の13.3型並みのコンパクトさを実現している。フットプリントはA4のクリアファイルとほぼ同じサイズで、紙の資料や書類などと重ねた際もまとまりがよく一緒に持ち運びやすい。一般的なビジネスバッグにも無理なく収納できるので、オフィスや自宅だけでなく、外回りの仕事などでも活躍してくれそうだ。

モバイルノートとしてはインタフェースが充実しており、本体左側面にセキュリティースロット、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A、SDメモリーカードリーダー(UHS-I対応)、ヘッドセット端子を、本体右側面にThunderbolt 4、USB 3.0 Type-A、HDMI、電源端子を搭載している。

  • 本体左側面にはセキュリティースロット、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A、SDメモリーカードリーダー(UHS-I対応)、ヘッドセット端子が搭載されている

  • 本体右側面には、Thunderbolt 4、USB 3.0 Type-A、HDMI、電源端子が搭載されている

このうち、USB 3.1 Type-CとThunderbolt 4ポートはUSB Power DeliveryとDisplayPort Altモードに対応しており、マウスコンピューターのBTOでも付属のACアダプターより小型軽量なUSB充電器がオプションで用意されているので、持ち運ぶ機会が多い場合は注文時に選択しておくといいだろう。もっとも、バッテリー駆動時間が約11.5時間と長く電池切れの心配が少ないため、出先で充電器が必要になることはあまりないかもしれないが。

  • 付属のACアダプターと電源ケーブルは合わせて約483g。BTOオプションでは、より小型軽量なUSB PD 100W対応 AC充電器を選択することもできる

通信機能はWi-Fi 6EおよびBluetooth 5を内蔵する。Wi-Fi 6E対応ルーターと組み合わせて使う場合、従来の規格であるWi-Fi 6よりも通信に利用できるチャネルや周波数帯が増えるため電波干渉の影響を受けにくく、集合住宅やオフィスビルなどでも快適なワイヤレス通信が可能。オンライン会議や各種クラウドサービス、動画のストリーミングなど、安定した通信が重要になるサービスを利用する機会が多いユーザーには嬉しいポイントだ。

このほか、ディスプレイ上部には有効画素数200万画素のWebカメラも搭載。Windows Helloの顔認識に対応しているため、あらかじめ顔を登録しておけばパスワードの入力なしで素早くログインできる。カフェや電車の座席のように人目やセキュリティが気になる環境で使う場合に特に役立ちそうだ。

  • 200万画素のWebカメラを搭載する。Windows Helloに対応しており、顔認証でログインできるのが便利

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広色域液晶ディスプレイとフルサイズのキーボードを搭載

ディスプレイは、14.0型フルHD(1920×1080)のノングレア液晶パネルが採用されている。映り込みが少ないため、日中の屋外や明るい照明の下でも画面が見やすく作業しやすい。また視野角が広く、ディスプレイの角度を変えても色の見え方の変化が少ないため、新幹線の座席テーブルのように奥行きが狭くて角度調節しづらい場所でも表示が見やすい。移動中にノートPCを使う機会が多いユーザーには嬉しい部分だ。

  • 14.0型フルHD(1920×1080)のノングレア液晶ディスプレイを搭載する。色域がsRGB比100%と広いのも特徴

クリエイター向けということもあって液晶の品質は高く、PCの標準的な色域であるsRGB比で100%を実現しているのも本製品の特徴のひとつ。一般的なノートPCの場合、内蔵ディスプレイがsRGB比70%程度のことも結構あり、あざやかな色を表示しても微妙に地味な感じに見えることがあるが、本製品だと本来のあざやかさで表示される。画面上で正確な色を確認しやすいため、写真や動画の編集、Webデザイン、イラスト制作などのクリエイティブ用途では作業効率を上げやすい。ビジネスシーンでも、企画書やプレゼン資料に貼り込む写真や図版の正確な色が確認しやすいのは大きなメリットだ。

ノートPCによっては、ディスプレイを開く際にボトムケース側を片手で押さえていないと一緒に浮き上がってきてしまうこともあるが、本製品の場合はそうしたことがなく、指一本でもスムーズに開くことができる。また、ディスプレイは最大150°前後まで開けるので、画面を見やすい角度に調節しやすい。目立たない部分だが、こうした細かい配慮も使いやすさにつながっていると感じた。

  • ディスプレイは最大150°前後まで開くことが可能

キーボードはキーピッチが19mm、キーストロークが約1.2mmとなっている。本体が薄いためストロークも浅めだが、しっかりとしたクリック感があってタイピング自体はしやすい。打鍵音も上品で、静かな場所でも安心して文字入力することができた。キーボードバックライトが内蔵されており、暗所でキーを区別しやすいのも◎だ。

  • キーボードはキーピッチが約19mm、キーストロークが約1.2mm。しっかりとしたクリック感があってタイピングしやすい

  • キーボードはバックライトを内蔵している

タッチパッドはスペースが広めで、マウスポインターの移動やスクロールなどの操作がしやすかった。パッドの左上をダブルタップすることでタッチパッド機能のオン/オフを切り替えられるのも地味に嬉しかった部分。外付けマウスを使ったり文字入力に集中したいときにオフにしておけば、手のひらがタッチパッドに触れてマウスポインターが予期せぬ場所に飛んでしまうのを防ぐことができて便利だ。

  • タッチパッドの左上をダブルタップするとタッチパッド機能のオン/オフを切り替え可能。オフのときはLEDが点灯する仕組みになっている

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第12世代CoreプロセッサーとRTX 30シリーズの採用で高負荷な処理も快適

今回試した評価機は、CPUが第12世代インテルCore i7-12650Hプロセッサー、グラフィックスがGeForce RTX 3050 Laptop GPU、メモリが16GB(8GB×2/デュアルチャネル/DDR5-4800)、ストレージが500GBのM.2 SSD(NVMe Gen4×4)という構成だった。

Core i7-12650Hは、高性能なPコアを6つ、高効率なEコアを4つ搭載したプロセッサー。一般的なモバイルノートPCの場合、CPU名の末尾に「P」や「U」のついた省電力タイプが採用されることが多いが、本製品はデスクトップ並みの性能を持つ「H」シリーズが搭載されており、パフォーマンスにも期待できそう。そこで、ベンチマークソフトで性能をチェックしてみることにした。

まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。

  • 「CINEBENCH R23」の結果

いずれもノートPCのCPUとしてはスコアがかなり高い。とくにマルチコア性能はよいので、複数のアプリを同時に実行するような使い方では恩恵も多いと思われる。

続いて、「PCMark 10」を実行してPCの総合的なパフォーマンスをチェックしてみたところ、次の結果になった。

  • 「PCMark 10」の結果

快適さの目安となるスコアは、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上。本機はいずれも倍以上という高いスコアで、普段使いはもちろんのこと、Officeアプリを使ったビジネス文書作成や、画像編集や動画編集などの負荷の高い処理も快適に行えることがわかる。

なお本製品はGeForce RTX 3050 Laptop GPUという、ある程度のゲームであればフルHDでプレイできる性能を持つグラフィックスを搭載している。そこで、そのグラフィック性能を測るため「3DMark」も試してみた。

3DMARK Time Spy ベンチマーク結果
Time Spy score 4411
Graphic score 4154
CPU score 6808

3DMARK Fire Strike ベンチマーク結果
Fire Strike score 9928
Graphic score 11337
Physics score 16394
Combined score 3934

結果、人気のApex Legendsなどのバトルロイヤル系ゲームもフルHD解像度で遊べるレベルの性能だった。高解像度の写真・動画の編集もサクサク行うことが可能。ビジネス用途でもグラフィックス性能が高いとオンライン会議やビデオ通話などでCPUの負荷を軽減できる場合があるため、メリットは少なくない。とくに多人数でのオンライン会議やバーチャル背景を使うようなときはありがたみを感じるはずだ。

このほか「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機にはPCIe Gen4×4接続のSSDが搭載されていたが、シーケンシャルリードが3700MB/s超と高速。実際、OSやアプリの起動も速くキビキビと動作した。なお、BTOオプションではPCIe Gen4×4接続で連続読み出しが7000MB/sというより高速なSSD(SAMSUNG PM9A1)を選ぶことも可能。また最大4TBのSSDを2基まで搭載できるので、予算や用途に合わせて検討してみるといいだろう。

  • 「CrystalDiskMark」の結果

いずれにしても、これだけの性能が通常価格で17万円台というのは良コスパで、買って損はないと言っても過言ではないだろう。

クリエイター以外にも積極的におすすめしたい高性能ノートPC

美しいホワイトカラーの薄型軽量ボディに第12世代Coreプロセッサーや広色域液晶ディスプレイ、入力しやすいキーボードとタッチパッドを搭載した「DAIV R4-I7G50WT-A」。クリエイター向けの製品ではあるが、普段使いやビジネスシーンでの使いやすさも十分考慮されており、持ち運びのできる高性能なノートPCを探している人すべてにおすすめしたい完成度の高い製品だ。

  • 普段使いやビジネスシーンでも使いやすい「DAIV R4-I7G50WT-A」

GeForce RTX 30シリーズを搭載しておりグラフィックス性能も高いため、息抜きにオンラインゲームをプレイしたいというライトゲーマーや、ライブ配信をはじめてみたいというユーザーにもピッタリ。特定の用途だけでなく、さまざまなシーンで使いやすいノートPCがほしいという人には、とくに注目してほしい製品だ。

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