この半導体ニュースのまとめ
・SCREENが京都府長岡京市に半導体製造装置の新たな生産拠点を開設へ
・投資額は約250億円、延床面積は約2万5500m2で、2028年1月の操業開始を予定
・半導体洗浄装置などの生産工程を担い、生産能力や品質、生産効率の向上を図る
SCREENホールディングスは10月30日、半導体市場の需要拡大に対応するため、京都府長岡京市に半導体製造装置事業の生産工程の一部を担う新拠点を開設すると発表した。
新拠点は、同社が2024年3月に取得した土地・建物を活用する。所在地は京都府長岡京市神足寺田1番地で、延床面積は約2万5500m2。鉄骨造の地上4階建てで、2028年1月の操業開始を予定する。
投資額は約250億円。クリーンルームを設置するなど、半導体製造装置の生産に適した環境へ改修する。
半導体洗浄装置などの生産工程を担当
新拠点では、半導体洗浄装置などの生産工程の一部を担う。
SCREENグループは、半導体製造装置事業の生産工程を新拠点へ広げることで、事業全体の生産能力を拡充するとともに、品質と生産効率の向上を図る。
半導体市場で長期的な成長が続くことを見据え、今後の需要拡大に柔軟に対応できる生産体制を整備し、半導体製造装置事業のさらなる成長につなげる考えだ。
新拠点の概要は以下の通り。
- 所在地:京都府長岡京市神足寺田1番地
- 延床面積:約2万5500m2
- 建物構造:鉄骨造、地上4階建て
- 投資額:約250億円
- 操業開始:2028年1月
- 主な業務:半導体洗浄装置の生産など
省エネルギー対応の空調設備を導入
なお新拠点では、生産能力の強化と並行して、生産設備による環境負荷の低減にも取り組む。
クリーンルームでは、清浄度や温湿度を一定に保つために空調設備を継続的に稼働させる必要がある。新拠点では省エネルギー対応の空調設備を導入し、生産に必要な環境を確保しながらエネルギー使用量の抑制を図る。
同社は、SBT(Science Based Targetsイニシアチブ)に基づくCO2排出削減目標の達成に向け、生産設備の環境負荷低減を進めており、長岡京市の新拠点でも、設計段階から省エネルギーを考慮し、半導体製造装置事業の成長と環境負荷低減の両立を目指すとしている。