キオクシアは10月9日、第8世代BiCS FLASH QLCフラッシュメモリを採用したE1.LフォームファクターのSSD「KIOXIA LD4シリーズ」を開発したと発表した。同社としてE1.Lフォームファクターを採用した初のQLC(Quad-Level Cell)ベースのSSDとなる。限定顧客向けにサンプル出荷を開始しており、10月12日から15日に米カリフォルニア州サンノゼで開催される「2026 OCP Global Summit」で展示する。

  • 「KIOXIA LD4シリーズ」の外観

    「KIOXIA LD4シリーズ」の外観

AI需要で高密度化が進むデータセンター

AIを含むデータ需要の拡大を背景に、ハイパースケールデータセンターでは限られたサーバースペースでより多くのストレージ容量を実現する高密度化が進んでいる。

今回、開発したLD4シリーズは、高密度の1Uサーバーやリードインテンシブなワークロード向けストレージアプリケーションを想定した製品となる。

1Uサーバ向けE1.Lフォームファクターを採用 - 最大122.88TBまでの大容量化に対応

LD4シリーズは、PCIe 5.0およびNVMe 2.0eに準拠するほか、Open Compute Project(OCP)のDatacenter NVMe SSD Specification v2.6をサポートする。ハイパースケールおよびデータセンタークラスのサーバ向けにシングルポート設計を採用した。

フォームファクターはE1.L 9.5mmを採用。記憶容量は15.36TBと30.72TBを用意する。新製品には第8世代BiCS FLASH QLCフラッシュメモリを搭載したほか、将来的に最大122.88TBまでの大容量化を可能にするアーキテクチャを採用した。キオクシアは、データセンターにおけるストレージ高密度化ニーズへの対応を進める。