ブランド総合研究所は10月3日、「地域ブランド調査2026」の結果を発表した。同調査は国内1,000市区町村および47都道府県の計1,047地域を対象に、全国の消費者が各地域のブランド力を評価するもの。各地域について「魅力度」「認知度」「情報接触度」をはじめ、地域のイメージ(14項目)、情報接触経路(15項目)、地域コンテンツの認知(17項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(18項目)など、全91項目を質問した。
都道府県の魅力度ランキングでは、北海道が18年連続で1位となった。一方、前年45位だった佐賀県が47位となり、最下位となった。前年最下位だった埼玉県は44位に順位を上げた。本記事では、47都道府県のランキングを紹介する。
北海道が18年連続1位、大阪府・長崎県が順位上昇
「地域ブランド調査2026」は全国1,000市区町村と47都道府県を対象に実施し、3万1,666人から有効回答を得たもの。
都道府県の魅力度ランキングで1位となったのは北海道。都道府県を対象とした調査を開始した2009年以来、18年連続で首位となった。2位は京都府、3位は沖縄県で、上位3都道府県の順位は前年から変わらなかった。
4位には前年5位だった東京都が入り、前年4位だった神奈川県は5位となった。 順位を上げたのが大阪府と長崎県だ。2025年に大阪・関西万博が開催された大阪府は、前年8位から6位に上昇。魅力度も前年から5.3ポイント増加し、47都道府県で最も大きな伸びとなった。ブランド総合研究所は、大阪・関西万博の開催によって大阪への注目が高まったことなどが影響したと分析している。
長崎県は前年11位から8位に上昇し、魅力度は調査開始以来最高の36.4点となった。長崎スタジアムシティの開業や、ハウステンボスに「ミッフィー」をテーマにしたエリアが誕生するなど、話題も相次いだ。
このほか、新潟県は前年28位から22位、高知県は34位から28位となり、いずれも6つ順位を上げた。両県では観光意欲度も上昇しており、新潟県は前年32位から22位、高知県は24位から18位となった。
新潟県では2024年に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録され、佐渡への注目が続いている。また、高知県は2025年度上期に放送されたNHK連続テレビ小説「あんぱん」の舞台の一つとなり、関連する観光キャンペーンなども展開された。
最下位は佐賀県、埼玉県は47位から44位に
一方、2026年の魅力度ランキングで47位となったのは佐賀県だった。前年の45位から2つ順位を下げ、魅力度は15.1点となった。
前年47位だった埼玉県は44位に順位を上げ、最下位を脱した。前年46位だった茨城県は2026年も46位で順位に変化はなく、群馬県は前年39位から45位へ順位を下げた。
下位5県は、43位が徳島県、44位が埼玉県、45位が群馬県、46位が茨城県、47位が佐賀県となった。
なお、47都道府県の魅力度の平均は28.5点。前年より魅力度が上昇した都道府県は28県で、全体平均は過去最高となった。
