rayout(レイアウト)代表取締役・吉田壮汰が語る「進まない社内プロジェクトをいかに進めるか?」

実に約7割のプロジェクトは失敗している─。どんな企業も様々な領域で必要不可欠な社内のプロジェクトを進めていますが、そのほとんどがうまくいっていないという現実があります。原因は様々。低予算であったり、人が足りなかったり、期間が短かったり……。

 これらの要因が積み重なると、結果として部署間をまたぐコミュニケーション不足が頻発していくのです。それでも進めなければならない社内プロジェクトはあります。しかし、コンサルタントに依頼するほどのものでもない。当社は「スポットPM」と呼ばれるサービスで、これらの課題を解決しています。

 PMとはプロジェクトマネジメント。要は「伴走者」です。具体的には、中期経営計画などの実行管理、ツール導入・業務改革の導入後の定着や社内浸透具合の確認、DXの推進や業務改革など複数部署が関わるプロジェクトの推進などです。

 当社の社員がお客様のプロジェクトの進行役となってプロジェクトの進捗具合を管理し、定例実施を行い、さらにはベンダーコントロールも手掛けます。通常、社内プロジェクトは部署をまたぐことが多く、誰もが本業の仕事をしながらの兼務です。結局、誰も全体像を把握しておらず、その担当者も不在という状況が散見されるのです。

 当社のスポットPMは人事や経営企画、新規事業、マーケティング、採用といった様々な領域のプロジェクトを担当しています。最近では人手不足も相まって採用施策に注力する企業が多くなっていますが、実態調査は目標人数に達成している企業は3割に過ぎず、人事の8割超が「採用施策をやりきれていない」ことが判明しています。

 その施策とは、SNSの公式アカウント運用が4割超と最多で、次いで求人媒体掲載や人材紹介などになります。しかし、こういった多岐にわたる取り組みを同時に進めていくためには、各プロジェクトをやりきるためのパートナーが求められます。

 当社は設定した目的に沿って確実に行動する推進力を持ち、他人に働きかけて巻き込む力を持った人材を数多く有していると共に、これまでの経験から培ったプロジェクトを円滑に進めるための独自のワークフローも持っています。

 お陰様でプライム上場企業の採用広報が進めていたオウンドメディアのプロジェクトの推進や大手自動車メーカーの社内広報の運用など、500社以上、2400件以上のプロジェクトを完遂してきました。

 第三者目線でもお客様と一緒に汗をかく。誰もが自分の仕事に一生懸命ですし、知識やノウハウなどのスキルを蓄積しています。そこに新たなプロジェクトが加わる上に異なる部署の人同士が集まれば、全体最適でプロジェクトには賛同するものの、個別最適で各人が動き、結果としてプロジェクトが遅々として進まないのはもったいない。

 たとえ経営企画部門の担当者がいても同じ目線でプロジェクトを進めてくれる人は少なく、本人1人が懸命に動いても成果は出てきません。しかし、当社の社員はこの〝進めるノウハウ〟を持っているのです。何よりも人と人をつなぐための人間力と言いましょうか、人の懐に入り込む明るさがあります。

 新卒で就職した経営者のブランディングメディア会社で広告営業に従事。その後、動画制作のクラウドソーシングを行う会社を経て、2019年に当社を起業しました。今後も自分らしさを活かして社会の困り事を解決することに取り組んでいくつもりです。

【 書評 】『ソニー神話を壊した男 出井伸之が創った未来』