若い世代の公共への関心 【 私の雑記帳 】

今、若い世代の関心は、『イマ、ココ、ワタシ』に集中しているといわれる。公共や社会全体より、自己領域に関心を置く価値観である。 

 確かに、その傾向が見られるが、筆者は若い世代の経営者や、普通の若者に接していて、『社会』を意識している人たちが多いことを感じる。決して、社会に無関心ではなく、社会のためになる仕事をしたいという人は多いという印象だ。いわゆる『公共』に貢献したいという気持ちは、いつの時代にも存在するのだと思う。 

 英国駐在経験のある某経営者は、「英国の青少年の教育機関、パブリックスクールがみんなプライベート(私立学校)ということに気付かされた」と語っていたが、パブリック(公共)はプライベート(私)と一体だということ。 

 SNSの時代には、私的な事に関心が向き、私的利益の追求が蔓延るという見方もあるが、SNSはあくまでもメディア(仲介)機能であり、それ自体が悪いわけではない。要は、個々人が『公共』を常に意識し、『個と全体』の関係をどう考え、保っていくかということであろう。 

 それこそ、安易に『世論』に流されることなく、社会全体を捉え続けていくことが大事だと思う。