Neowinはこのほど、「Windows 11 25H2 gets shared audio, improved Task Manager, better performance, and more」において、MicrosoftがWindows 11 バージョン24H2および25H2向けに最新のリリースプレビュービルド「Build 26100.8514」および「26200.8514」を公開したことを伝えた。
このビルドでは、Bluetooth LE Audioの共有オーディオや、タスクマネージャーの改善、仮想環境向けのCPU使用量表示の拡張などが利用可能となる。また、アプリの起動速度やスタートメニューなどをはじめとして、全般的なパフォーマンスも向上している。
Bluetooth LE Audioで2台同時に音声共有
今回のアップデートにおける注目機能の1つがBluetoothの「共有オーディオ」だ。これはBluetooth LE Audio対応機器へ2台同時に同じ音声を出力できる仕組みで、2人で同一音源を楽しむことが可能になる。
それぞれの機器で音量を個別に調整したり、パスワードを設定して第三者への接続を防いだりする設定にも対応している。共有オーディオは、タスクバーの「クイック設定」から対応機器を接続するだけで共有を開始できる。
タスクマネージャーでNPU利用状況を確認可能に
タスクマネージャー側にも細かな修正が入っている。従来、仮想マシンの利用時にCPU速度の表示値が実際以上に膨らむ事例が報告されていたが、今回のアップデートによって数値算出処理を改め、実態に近い数値表示に改善した。
また、AI処理向けプロセッサ「NPU」を搭載したPCでは、NPUの利用状況をリアルタイムで確認できるようになった。NPU専用メモリーおよび共有メモリーの表示欄も追加されたほか、ニューラルエンジン搭載GPUの稼働状況も表示できるようになり、AI処理の負荷状況を細かく把握することができる。
1台のカメラを複数アプリで同時利用
カメラの新機能「マルチアプリカメラ」も注目ポイントだ。これは複数のアプリが同時に1つのカメラ映像にアクセスできるというもの。従来は1つのアプリがカメラ映像を使用していたら、他のアプリではカメラを利用できなかったが、それが改善される。また、最小限のカメラ機能のみを使える「基本カメラモード」も追加されており、何らかのトラブルでカメラが正しく動作しない場合の対策に役立つ。
エクスプローラー関連の改良も継続中である。おもな変更点としては、コンテキストメニューの視認性の改善や、共有機能の整理、アイコン表示の調整などが挙げられる。段階的に導入中だ。細かな変更が中心ではあるものの、利用頻度の高い機能だけに使い勝手への影響は大きそうだ。
エクスプローラーの表示や共有機能も改善
Build 26100.8514および26200.8514におけるその他の新機能や変更点は、次のリリースノートに詳しくまとめられている。
リリースプレビュービルドで追加された機能は、このまま問題が発生しなければ、近日中に正式版に反映されることになる。正式リリースに向けて変更点を確認しておきたいユーザーや企業のシステム管理者は、Windows Insider Programに参加して、最新ビルドをテストしておくといいだろう。
