フリューとNTTドコモビジネスは4月16日、セキュリティ機能を標準搭載したIoT向けのNaaS(Network as a Service)である「docomo business SIGN」を用いて、プリントシール機(以下、プリ機)のセキュリティ実証実験を開始することを発表した。

今回の実証では、SIMレベルでの脅威検知と遮断や不正利用の検知、簡易位置情報の把握、運用ポータルでの一元管理を検証する。個人情報を扱うエンタメIoTに適した先回り型の安全基盤を構築し、将来のAI連携など新機能拡張に向けた信頼性を高める。

  • 実証実験のイメージ

    実証実験のイメージ

実証の背景

近年はクラウド活用が進む中で、IoT機器を狙うサイバー攻撃が急増し、従来型の境界防御だけでは対処が困難となっている。プリ機は常時ネット接続されて画像などのデータを扱う高度なエンタメIoT機器であり、情報漏えいなどの未然防止とインシデントなどが発生した際のセキュリティ対応における説明責任の両方が求められる。

フリューはプリ機のセキュリティ運用の実績に加え、ネットワーク区間の防御をさらに強化するため、NTTドコモビジネスが提供する「docomo business SIGN」により、通信経路上におけるセキュリティ脅威の可視化と遮断を実現することで、機器メーカーとしての開発自由度とユーザーの安心安全を両立することを目指す。

検証の内容

実証では、ネットワーク上の不正通信の検知とSIM単位での即時遮断、SIM(IMSI)と機器(IMEI)のひも付け管理による想定外利用の検出、在圏基地局情報を用いた機器位置の把握、発注・開通・停止、利用量 / 品質の可視化、死活監視などのオペレーション最適化を中心に評価する。