CC EAL6+認証とPQCを搭載した次世代セキュリティコントローラ
Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、28nmプロセスを採用して製造される車載セキュリティコントローラ「TEGRION SLI22」を発表した。
同製品は、ドイツ連邦情報セキュリティ局(BSI)よりコモンクライテリア(CC)EAL6+認証を取得しているほか、耐量子暗号(PQC)を搭載しており、関連する次世代セキュリティ標準への準拠も可能な次世代自動車で求められるコネクテッドシステムの保護を目的に開発されたもの。
小型パッケージの採用により実装面積の削減を実現
独自の効果的な障害検出と自己完結型および自己チェック型のデュアルCPUシステムを含むセキュリティアーキテクチャである「Integrity Guard 32」を活用する形でシステムの完全性と信頼性を強化する堅牢なセキュリティフレームワークを提供することが可能だとするほか、次世代の小型eSIM/セキュアエレメントパッケージである「ETSI MFF3」の採用により、従来のMFF2比で実装面積を70%削減し、省スペース化を実現するとしており、こうした堅牢なセキュリティ基盤を背景としてeSIMやV2X、車両アクセスといったセキュリティクリティカルな用途に幅広く適用可能だと同社では説明している。
また、ハードウェアメントしては、Arm v8-Mベースの32ビットCPUに加え、最大25%の性能向上に寄与する最適化されたキャッシュ、従来型および耐量子アルゴリズムをサポートする暗号化アクセラレーターを搭載することで堅牢な保護のサポートと高い性能を提供するとしているほか、耐久性を重視した設計と17年間のデータ保持により、長期的な信頼性も提供することが可能だともしている。
なお、同製品は現在、サンプル提供中だという。
