エンジニアプラットフォームを提供するファインディは9月25日、生成AIの活用レベルを偏差値として数値化するAI人材に特化した転職サイト「Findy AI Career」β版の提供を開始した。
生成AIを実務で活用できるITエンジニアと生成AI活用を推進したい企業のマッチングに特化する「Findy AI Career」は、7月にα版として限定リリースしていたサービス。今回ベータ版として「偏差値測定機能」を新搭載している。
同機能は、生成AI活用レベルを4つの軸(求職者の生成AI活用レベルを以下の4つの軸
・実務活用度 – 日常業務における生成AIの活用度合い
・技術実装力 – 生成AIのプロダクトへの実装力
・組織推進力 – チーム・組織での生成AI導入・推進力
・職種越境力 – 生成AIを活用した職種間コラボレーション能力)から数値化)
を基に設計した10問のアンケートに回答することで偏差値を算出。求職者の生成AI活用レベルを数値化することで、効率的なマッチング機能を提供していこうとするものだ。
生成AIに特化した求人が大部分を占める「Findy AI Career」では、α版提供開始時にITエンジニアの88%が1つ以上の生成AIツールを業務で活用し、81%がAI活用に積極的な企業への転職を希望するという調査結果を発表(7月のα版提供時のニュースリリース)しているが、AI活用スキルをどのように企業に伝えるべきかという点に課題があることを同社は述べている。
偏差値算出方法は継続的に改善、アップデートされる。急速に広がる強力な生成AI、スキルの指標も継続的に追加されていく予定だ。
