UiPathは9月1日、長谷川康一氏が同日付で日本法人会長CEOに就任すると発表した。カントリーマネージャーの南哲夫氏は退任が予定されている。
長谷川氏のプロフィール
長谷川氏は、2017年に日本法人UiPathを立ち上げ、RPAのリーディングカンパニーとしての地位を確立した。2024年2月に南氏がカントリーマネージャーに就任することに伴い、代表取締役CEOを退任し会長に就任した。今回、再び、日本をリードすることになる。
長谷川氏は今回の就任にあたり、以下のコメントを寄せている。
「UiPathは2017年の設立以来、RPAを軸にお客様のオートメーション推進を支援してまいりました。いま日本企業は、AIエージェントの本格導入という新たな転換点に立っています。UiPathは、自律的かつ柔軟にタスクを遂行するAIエージェントと、定型業務を確実にハイパフォーマンスで実行するRPAを組み合わせることで、AI導入における最大の課題である『信頼性』を担保し、企業全体の業務プロセスを安全かつ安定的に自動化する“エージェンティックオートメーション”の実現を支援してまいります」
日本はリージョンに昇格
長谷川氏の日本法人会長CEO就任に伴い、UiPathは本社直下のリージョンに昇格、今後は日本、アメリカ、インターナショナルの3リージョンで運営される。
その理由は、日本を最重要拠点とする本社のグローバル戦略に沿うものだという。

