富士通とFair Isaac Corporation(以下、FICO)は3月19日、正確な信用スコアリングやデータ分析、意思決定支援によって企業の収益最大化を支援するFICOのサービス群を、日本を始めとした金融市場に展開するためのパートナーシップを締結したことを発表した。

富士通はこのパートナーシップの第1弾として、FICOの顧客コミュニケーションを最適化するクラウドサービスのライセンス契約を締結。日本の金融業界に向けてローカライズし、2025年7月より提供を開始する。段階的に提供サービスと地域を拡大し、金融業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に寄与する。

FICOの顧客コミュニケーションを最適化するクラウドサービスとは、包括的な信用リスク管理や不正検知、顧客エンゲージメントなどを高度化するFICO platformで提供されるサービスの一つ。債権回収やマーケティングなどにおける顧客とのコミュニケーションをパーソナライズし、自動実行可能。電話やメール、SMSなど複数のチャネルに対応し、各顧客の応答傾向などから適したコミュニケーションフローを自動で実行する。

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