SkyWater Technologyは2月26日(米国時間)、Infineon Technologiesが米国テキサス州オースチンに保有する200mmウェハ対応ファブ「Fab 25」を購入し、Infineonに長期供給を行う契約を締結したことを発表した。

同工場はもともとはInfineonが買収したCypress Semiconductorの工場(当時より名称はFab 25)で、現在、約1000人のエンジニアが業務に従事し、大手自動車、産業、通信企業向けに年間最大10億個の半導体チップを製造しているという。

SkyWaterは、そうした従業員をそのまま引き継ぐ形で雇用を維持しながら同工場をファウンドリとして運営することで、米国で活用される産業機器、自動車、防衛分野で活用される130nm~65nmプロセスの半導体チップの提供を拡充するほか、BCD (Bipolar-CMOS-DMOS)などの特殊プロセスも提供するとしている。

また、Infineonでは、米国を重要な事業地域としており、現在、米国には約4000人の従業員が働いているとするほか、15か所の研究開発拠点にて約1000人の従業員が研究開発に従事しており、今回のSkyWaterとの提携は、今後の自社の成長を支え、米国における同社の長期供給基盤を保護するものとなると説明している。

なお、今回の取引については、米国の規制当局の承認を前提としており、今後数か月以内に完了する予定だという。