Dataikuは10月23日、生成AIの利用に際して、コストの監視およびデータプライバシーの保護を担うソリューション「Dataiku LLMガード」の提供を開始した。
「Dataiku LLMガード」の概要
同ソリューションは、コストガード、安全性ガード、新機能となるクオリティーガードから構成されている。これらはLLMゲートウェイであるDataiku LLMメッシュに統合されている。
コストガードは、企業におけるLLMの使用状況を追跡・監視するコスト監視機能で、生成AIの予算に対する支出を予測・管理する。
安全性ガードは、リクエストとレスポンスの機密情報を評価してLLMの利用を保護する機能で、データの乱用や漏洩を防ぐ。
クオリティーガードは各ユースケースのLLMに対して自動的で標準化されたコードフリー評価による品質保証を提供する。
「Dataiku LLMガード」を利用することで、DataikuのユニバーサルAIプラットフォーム上で生成AIの品質を迅速かつ容易に判断し、生成AIのユースケース構築サイクルにこの重要なステップを統合できるようになる。