米Microsoftと第一生命ホールディングス(HD)は8月23日、保険サービス分野でデジタルイノベーションを加速するための複数年にわたる戦略的グローバルパートナーシップを締結したと発表した。

  • 米Microsoftと第一生命ホールディングスがデジタルイノベーションの加速に向けた戦略的グローバルパートナーシップを締結

    米Microsoftと第一生命ホールディングスがデジタルイノベーションの加速に向けた戦略的グローバルパートナーシップを締結

同パートナーシップを通じて、第一生命グループ全体で、「Microsoft Azure」をクラウドプラットフォームの標準として位置づけ、MicrosoftのクラウドサービスやAI、データ分析といった技術と第一生命グループが長年培ってきた保険業務の知識と経験を融合させる。体験価値の向上や営業体制の効率化につなげる考えだ。

Microsoftは20年以上に渡り第一生命グループのテクノロジーパートナーとして、基幹システム向けに「Microsoft 365」などの製品・サービスを提供してきた。同パートナーシップにより両社の関係性を新たなステージに引き上げるとのこと。

第一生命HD 代表取締役社長 CEOの菊田徹也氏は「2030年度に目指すべ姿の実現の為に、デジタル技術を第一生命グループの強み、競争力の源泉にしたいと考えている」とコメントしている。