大塚製薬とジョリーグッドは4月3日、両社の共同事業である、人とテクノロジーで当事者のリカバリーを支えるVR(仮想現実)トレーニングプログラム「FACEDUO」の新たなプログラムとして、「感情認知トレーニングVR」の提供を開始したことを発表した。

  • サービスイメージ

    サービスのイメージ

感情認知トレーニングVRの概要

感情認知トレーニングVRは、「社会認知および対人関係トレーニング(SCIT)」の理論をもとに構築されたもので、「良好な人間関係を築く能力を育てる」ことを目的とした感情を学ぶ専門医監修のVRトレーニングプログラム。

人間の『6つの基本感情』である怒り・喜び・悲しみ・驚き・嫌悪・恐怖を、感情を表す言葉、表情、声・仕草、共感の4ステップで学ぶ内容となっており、VR技術を用いた臨場感のあるリアルな映像で日常生活のさまざまな場面を体験することにより、安心して繰り返し学習することが可能。

コンテンツは主に3つのパート、「感情を体験する」「感情を推測する」「声に出して練習する」で構成されており、自分の感情に気づく力、相手の感情を読み取るスキル、共感の表現力を向上させることを目指す。

  • コンテンツ名:喜びの感情言葉(感情を推測する)、喜びの表情(感情を体験する)

    コンテンツ名:喜びの感情言葉(感情を推測する)、喜びの表情(感情を体験する)

プログラムの展望

同プログラムは、対人関係が苦手な精神疾患、自閉スペクトラム症や自閉傾向などの発達特性を持つ人を対象としたもので、グラフィックや効果音などのゲーミフィケーション要素を取り入れ、わかりやすさと楽しさを両立しているのが特徴。

また同プログラムは、良好な人間関係を築きたいと考えている全ての人が利用できるため、今後は医療・福祉施設のほか学校や一般企業への導入も目指していくという。

両社は、FACEDUOを通じて、当事者や家族・支援者が抱える課題を解決するため、今後も新たなコンテンツの開発を行っていきたい構え。