博報堂DYホールディングスの研究開発組織「Creative technology lab beat(クリエイティブ・テクノロジー・ラボ・ビート 以下略、beat)」は3月26日、生成AI技術を活用し写真と簡単なプロフィールから、ラップで自己紹介する動画を生成するコミュニケーション促進サービス「AIラップ名刺 MY PUNCHLINE(以下略、AIラップ名刺)」のプロトタイプの開発を発表。コンセプトムービーを公開した。

  • 「AIラップ名刺 MY PUNCHLINE」利用イメージ(同社資料より)

生成AIでパンチラインフレーズを連呼する自己紹介ラップ

「AIラップ名刺」は、beatとイスラエルのD-ID社が共同開発した生成AIによる映像自動生成システム「H-AI NARRATIVE」と博報堂の研究機関「UNIVERSITY of CREATIVITY」のラップ調の音声合成・韻・歌詞をAIが生成する「AIラッパー」を組み合わせたもので、博報堂グループの生成AI技術を統合している。

サービスの利用は、自身プロフィールの入力と写真をアップロードするだけでよく、後は生成AIが入力データより、パンチライン(punchline:ラップにおける印象的なフレーズ)の効いた自己紹介歌詞と音声、文字などが動くモーション付きの動画を生成、QRコード付きのデジタル名刺として利用できる。ラップ動画は、BGM、男性・女性ボイスなど、選択することで複数のパターンの動画生成に対応。デジタル名刺は、QRコードリーダーで読み取り可能で、ユーザー同士の交換を通してコミュニケーションを促進する。

今後、プロトタイプのフィードバックをもとに更に機能の向上を目指す他、同技術を活用した企業内イベントや採用広報などでコミュニケーションツールとしての利用を想定し開発を進めていくという。