デンソーとUMCは、UMCの日本製造拠点「ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン(USJC)」の三重工場300mmウェハファブに構築したIGBT製造ラインが稼働し、量産出荷を開始したことを発表した。
同IGBTは、IGBTとダイオードを別チップで接続した従来製品と比べ、エネルギー損失を最大20%削減しつつ小型化も果たしたダイオード一体型IGBT(RC-IGBT)だという。
なお、デンソーでは今回、USJCと共同で設置した新製造ラインを活用し、同IGBTの生産を推進し、2025年には月産1万枚規模まで引き上げていく計画としている。