Rapidusは4月25日、北海道千歳市において、最先端半導体の開発および生産を行う工場の建設に向け、必要な準備を開始したことを発表した。

Rapidusの2023年度研究開発プロジェクト計画や予算は、経済産業省および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によって承認され、同社は4月より、世界最先端の半導体研究拠点の1つである米国ニューヨーク州のAlbanyNanotechComplexに研究員を派遣。IBMとの協働による研究開発に着手したとする。Rapidusはこれらの施策により2nmノードの技術開発を行い、国内短TATパイロットラインの構築と、テストチップによる実証を行っていくという。

また併せて、IBMやimecなどとの国際連携を通じて、最先端のロジック半導体の技術開発を進めるとともに、千歳での最先端半導体工場の建設に取り組み、研究期間終了後は、その成果をもとに先端ロジックファウンドリとして事業化を目指すともしている。