onsemiは2月6日、2022年第4四半期ならびに2022年通期の決算業績を発表した。それによると、第4四半期の売上高は前年同期比14%増の21億360万ドルとなり、なかでも、車載関連事業の売上高は同54%増の9億8900万ドルとなり、過去最高を記録したという。また、GAAPベースの粗利益率は48.5%となったという。

これらの結果、2022年通年の売上高は前年比24%増の83億ドルとなり、こちらも過去最高を更新。GAAPベースの粗利益率は49.0%としている。

同社の社長兼CEOであるHassane El-Khoury氏は、「2022年は優れた業績を達成できた。電気自動車、ADAS、再生エネルギー、産業オートメーションというよく知られたメガトレンドに注力することで成長した。当社は、長期供給契約を支えるSiCの増産など、主要な戦略的取り組みに注力していることもあり、現在のマクロ経済が不確実なものとなっているにもかかわらず、受注残が前年比38%増と伸びており、今後も引き続き堅調に推移すると予想している」と2023年に対する所感を述べている。