泉佐野市とNECは11月25日、観光を通じた泉佐野市の活性化に向けて、観光関連情報などを発信する観光周遊アプリを活用し、アプリから得られる行動データなどを観光施策に生かすための実証実験を12月1日から2023年1月31日の期間で実施することを発表した。

今回の実証は、大阪モデルのスマートシティ実現のため、大阪府を中心に設立した「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」において、NECがプロジェクトのコーディネーターを務める「インバウンド・観光の再生」分野の活動の一環で、実証実験としては第2弾となる。

実証実験では「観光周遊アプリの活用」「シェアサイクルの運営」「メディアの活用」という3つの施策を通じて行動データなどを取得し、施策の検証を行う。

「観光周遊アプリの活用」は、観光周遊アプリを介してゲーム感覚で観光スポットなどを巡るミッションを開催し、利用者の周遊を促すもの。同アプリでは泉佐野市の観光スポット情報やクーポン、シェアサイクルのポート情報なども取得でき、市内を周遊するためのサポートも行っていく。アプリは「NEC 応援経済圏構築プラットフォーム」をベースにWeb上で利用することが可能で、スマホアプリのインストールは不要とのこと。

  • 観光周遊アプリ画面イメージ。左から、ホーム画面、スタンプラリーコース一覧、コース詳細

「シェアサイクルの運営」は、2021年7月から泉佐野市内にて実証展開中のPiPPAシェアサイクルを継続設置するもの。観光周遊アプリを通してシェアサイクルの周知・利用を促し、観光スポットを周遊する際の移動の利便性向上を図っていく。

  • PiPPAシェアサイクル駐輪ポートのイメージ

「メディアの活用」は、aumoと連携し、泉佐野市の観光情報を特集ページで発信するもの。泉佐野市内の観光スポットのさらなる認知向上を図り、利用者の周遊を促進していく。

両社は今回の取り組みを通して、最新のICTやデータを活用した実証実験を進め、泉佐野市の地域観光の活性化を推進していきたい考え。