TIOBE Softwareから、2022年8月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2022年8月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Python 15.42%
2 C 14.59%
3 Java 12.40%
4 C++ 10.17%
5 C# 5.59%
6 Visual Basic 4.99%
7 JavaScript 2.33%
8 Assembly language 2.17%
9 SQL 1.70%
10 PHP 1.39%
11 Swift 1.27%
12 Classic Visual Basic 1.27%
13 Delphi/Object Pascal 1.22%
14 Objective-C 1.22%
15 Go 0.98%
16 R 0.92%
17 MATLAB 0.90%
18 Ruby 0.82%
19 Fortran 0.81%
20 Perl 0.72%
  • 8月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    8月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 8月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    8月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2022年8月はPythonがさらにシェアを増やし、過去最高となる15.42%に到達した。TIOBE Softwareは安全性が重要となる組み込みシステムを除いて、もはやPythonが広く使われていない分野を見つけるのは難しくなっていると説明。Pythonは動的に型が指定され、かつ、動作速度が遅いため、安全性が重要となっている組み込み分野ではそれほど浸透していない。そうした分野では、高いパフォーマンスが期待できるC/C++に人気がある。