スノーフレイクは7月15日、INSIGHT LABがSnowflakeマーケットプレイスに参加したことを発表した。これに伴い、INSIGHT LABは、新潟県のオープンデータをデータ分析者が即座に分析できるよう加工し、Snowflakeマーケットプレイス上で「Niigata Open Data」として無料公開した。ユーザーは、「Niigata Open Data」についてフォーマットの加工などをせずにデータ分析に取り組めるようになる。

Snowflakeマーケットプレイスは、データサイエンティスト、ビジネスインテリジェンスやアナリティクスの専門家、およびデータドリブンな意思決定を求めている人々が、ビジネスパートナーや顧客のエコシステム、およびデータプロバイダーとデータサービスプロバイダーの提供するクエリをただちに実行可能なライブデータにアクセスすることを可能にするサービス。

Snowflake マーケットプレイスには、2022年4月時点で、260以上のデータプロバイダーによって、18種類・1,300点以上のデータセットが公開されている。

INSIGHT LABは2020年に新潟県に「新潟研究開発センター」を設立、新潟大学との地域データプラットフォームに関する共同研究やデータ人材の雇用・育成など、新潟県の活性化に取り組んでいる。「Niigata Open Data」はその取り組みの一環で、現在は「AED設置箇所一覧」や「介護サービス事業所一覧」などのオープンデータを加工して公開しているという。