The Linux Foundation Japanは7月11日、エントリーレベルのクラウド認定試験「認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)」の提供を開始することを発表した。この試験は、Cloud Native Computing FoundationとLinux Foundationが共同で開発した「KCNA(Kubernetes and Cloud Native Associate)」の日本語版だ。世界共通の認定試験を日本語でも受験できるようになった。

KCNA-JPは多肢選択式の認定試験であり、Kubernetesと広範なクラウドネイティブエコシステムのエントリーレベルの知識とスキルを確認する。基本的なkubectlコマンドを使用してアプリケーションをデプロイする方法や、Kubernetesのアーキテクチャ(コンテナ、ポッド、ノード、クラスタ)、クラウドネイティブランドスケープやプロジェクトの理解(ストレージ、ネットワーク、GitOps、サービスメッシュ)、クラウドネイティブセキュリティの原則の理解などの知識を問う内容だ。

また、同試験の受験準備を目的とするトレーニングコース「Kubernetesとクラウドネイティブ基礎」も日本語で提供しており、グローバルな認定の取得を日本語で目指せる。このトレーニングはクラウドネイティブ技術の概要について解説した後、コンテナオーケストレーションについて解説する。

トレーニング受講者はKubernetesのアーキテクチャについて学び、コンテナオーケストレーションの課題や分散環境におけるアプリケーションのデリバリー、監視方法などについて理解を深め、コンテナオーケストレーションがレガシー環境とどのように異なるかなどについても学べるとのことだ。

試験の主な対象範囲は以下の通り。
・Kubernetes基礎(46%)
 リソース、アーキテクチャ、API、コンテナ、スケジューリングなど
・コンテナ オーケストレーション(22%)
 コンテナ オーケストレーションの基礎、ランタイム、セキュリティ、ネットワーク、サービスメッシュ、ストレージなど
・クラウド ネイティブ アーキテクチャ(16%)
 クラウド ネイティブ アーキテクチャの基礎、自動スケーリング、サーバーレス、コミュニティとガバナンス、ペルソナ、オープンスタンダードなど
・クラウド ネイティブの可観測性(8%)
 テレメトリと可観測性、 Prometheus、およびコスト管理
・クラウド ネイティブ アプリケーション デリバリー(8%)
 アプリケーション デリバリーの基礎、GitOps、CI/CD

  • KCNA-JPの提供を開始した

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