サイバーソリューションズは7月5日、eDiscovery(電子情報開示)に対応したメール監査システム「Enterprise Audit(エンタープライズ オーディット)」の提供を発表した。2022年8月1日より、サブスクリプションライセンスでオンプレミス版の提供を開始する(今後、クラウド版も提供予定)。

価格(税抜)は、100アカウントの場合の初年度費用が年額50万4000円、次年度更新費用が25万2000円となる(アカウント数によって価格は異なるため、詳細は別途問い合わせ)。

  • 「Enterprise Audit」の主な特長

    「Enterprise Audit」の主な特長

同サービスでは、社員がMicrosoft 365、Google Workspace、Exchangeなどで送受信するメールと、 Microsoft Teamsのチャットのやりとりを削除・改ざん不可の状態でリアルタイムにアーカイブ保持することができる。万が一、メールやチャットを利用して従業員が機密情報を漏洩などを起こしてしまい、民事訴訟が行われた場合には、高速な全文検索機能により膨大なメールデータから情報を取り出せる。

また、同サービスでは、eDiscoveryを行う際の手順であるEDRM(電子情報開示参考モデル)のフローに従い、同一画面内で外部監査人と連携し分析とレビューを行い、結果をエクスポートすることができるため、社内外でシームレスに連携し監査業務を効率化し、迅速かつ正確な監査対応が可能となる。

  • EDRMフローに沿ったメール監査

    EDRMフローに沿ったメール監査