AndroidやiOSでには、カメラやマイク、位置情報サービスなどデバイスに関する機能へのアクセスをユーザーが制限でき、どのアプリがどのデバイス機能にアクセスしたのかの履歴も確認可能になっている。Betanewsは6月20日「 Microsoft is bringing an amazing new Privacy Auditing feature to Windows 11」において、MicrosoftがWindows 11に対してもスマートフォンと同様のプライバシー監査機能を準備していると伝えた。
この情報をもたらしたのは、MicrosoftでOSセキュリティとエンタープライズ分野のバイスプレシデントを務めるDavid Weston氏によるツイートだ。Weston氏は「新しいWindows11プライバシー監査機能を使用すると、マイクなどの機密性の高いデバイスアクセスの履歴を確認できる」と延べ、この新機能のスクリーンショットを掲載している。
Microsoftは現在、プライバシー機能のダッシュボードの「設定」アプリへの統合を進めている。「設定」アプリの「プライバシーとセキュリティ」を表示すると、カメラやマイク、位置情報サービスなどの機能に対してどのアプリがアクセスできるのかを個別に設定できるようになっている。
Weston氏が紹介した新しいプライバシーダッシュボードでは、それぞれのアプリがマイクにアクセスした履歴を確認可能になっていることがわかる。マイクの他にも、カメラや位置情報、電話、連絡先といった機能へのアクセスがこのダッシュボードで確認できるようになる。
現在この新しいプライバシー監査機能は、Windows 11 Insider PreviewプログラムのDevチャネルに参加している一部のユーザー向けに展開されているという。