富士フイルムビジネスイノベーションとエイトレッドは4月4日、新たな販売代理店契約を締結し、クラウドワークフローシステム「X-point Cloud」の初期費用が不要な月額料金および契約自動更新サービスの提供を開始すると発表した。さらに、サービス導入時の支援から導入後の問い合わせ対応までサポートするコンタクトセンターも新設するという。

エイトレッドが提供する「X-point Cloud」は、稟議申請における「紙の書類イメージ」をそのまま「電子」に置き換えて作業可能なWeb完結型のクラウドワークフローシステムだ。

パソコンやスマートフォンからクラウドにアクセスすることで申請、承認、決裁が行えるため、意思決定の迅速化や電子化によるコスト削減に寄与するという。これまでは年額料金サービスとして提供していたが、今回の販売代理店契約により月額料金での提供にも対応する。1ユーザーあたり月額500円から。

  • 「X-point Cloud」の利用イメージ

同システムは申請から決裁までの一連の流れや要した時間がデータベース上で可視化されるため、承認が滞留する箇所の特定や不要な承認ルートの見直しなど、継続的に業務改善を行うための基盤づくりにも有用だとしている。